あまり人に言えるような食べ方ではないが、
熱々のご飯に、バターと醤油を
混ぜ込んで食べるのが好きだ。
今日、家は無人だったので、
お昼はそれを食べながら
ラジオから流れてくる
NHKのど自慢をBGM程度に聴いていた。
『◯番 always!』
と告げ、男性が歌い始めた。
♪願いは〜誰でも〜ひとつは叶うよ〜
無理に答えを出しては〜
灯した火を〜消さないように〜♪
ハッ!
この歌はっ!
かつて、私にも自分は何も出来ない無力な
ヤツと嘆いていた頃があった。そんな時、
何かひとつくらい出来る!と励まし、
一歩踏み出す勇気を与えてくれた曲が
光永亮太・alwaysだったのだ。
懐かしさなのか、この曲を励みに
夢を叶えられたときの嬉しさを
思い出したのか、私は
バターまぜまぜご飯を食べながら
ボロボロと溢れ出る涙を止められなかった。
歌というものは、聴いていた当時に瞬時に
連れて行ってくれる、タイムマシーンだ。
この曲以降、ヒットに恵まれなかった
彼だが、こうして彼のこの一曲に突き動かされ、
今でも感謝し、感動している人が少なくとも
一人はいてるのだ。
ヒット曲やネタがひとつしかないと、
『一発屋』だと揶揄される。
そんな愚かな言葉を作り出したのは、
彼らのヒットを僻んでいる人達なのだろうか。
いや、粗野で低脳な言葉を産み出させれば、
右に出るモノはいないマスゴミか。
その一発も当たらない世界で、
一発命中させるだけでも至難の業だ。
一発すら当てられない人間に、
一発屋なんて言われたら噴飯物だ。
売れる、売れない、以前に
その世界に入ることすら狭き門。
光永亮太よ、私はあなたの歌を励みに、
英会話講師という夢を叶えたのだよ。
あなたが放った一発は、多くの人に
命中していることを忘れないでほしい。
✨🌸本日の一曲🌸✨
光永亮太 / always
私は、人生の応援歌が苦手だ。
この曲も人生の応援歌の一種だが、
「どれだけ精一杯手を伸ばしても
届かないものもある」という
現実的なことを述べているところが好きだ。