今日は、
亡きマロンの怖イイ話をば。
一昨日、職場で部署の引越しをした。
私が使っている、壁にかけられる
ファイル(私物)に、マロンの診察券を
クリップで表に留めていた。
引越しの際、それを外し、
人に見えないように書類が入った
ファイルの裏に入れた。
引越し先では、そのファイルを
掛けられるところがなく、
暫定的に同僚が座っている席の壁に
掛けさせてもらった。
そのファイルに入っている書類を
取りに行くと、なんとマロンの
診察券が表に出ていたのだ。
“おかしいな、敢えて書類の裏に
入れたのにな。同僚が触ったのかな?
私物に触る人ではないけど、念の為
聞いてみよ”と思った。
“絶対触ってないと思うけど、
聞くだけ聞くんですが、
このファイルから書類出しました?”
“いえ、何も触ってません”
と、何聞くねんとビックリしたような
面持ちで答えた。
あー、やっぱりか!
マロンよ、自ら表に出てきたんだな!
可愛いやつめ!書類の裏に入れられた
ままだと、お互い姿が見えないもんな!
私は、診察券を取り出し、
自分のデスク前に置いた。
これで、また毎日お互い
顔が合わせられる。
こんな、不思議なことが
起こったよという報告だよ〜。
ではでは、またね!