…私ではないけど。
繊細そうに見えて、結構図太かったり
精神的に強かったりするので、
心の病には罹りにくい。
私の周りには、数名パニック障害で
悩んでいる人がいる。電車に乗るのが
怖いらしく、心拍数を上げないために、
階段でなくエスカレーターを使用する
といった小さな工夫がいるそうだ。
一週間に2回も発作で救急車で
運ばれた知人もいた。
さて。
私の夫の周囲も、わりとパニック障害を
抱えている人がいるそうだ。
夫の、前の職場にいた人(Aさん)は、
いつ発作が起きるか分からないので
極力外出しなかったらしい。
Aさんとは、Twitter(X)で
繋がっているので、退職してからも
お互いの近況は記事で追えているようだ。
Aさんは、プロレスファンだったのだが、
どうやらここ最近はアイドルの追っかけに
身を投じているようだ。
しかも、その特定のアイドルを
全国津々浦々追いかけているとのこと。
発作が怖くて外出できなかったAさんだが、
アイドルがキッカケで乗り物を駆使して
移動出来るまでになったのだろう。
いつやらかのツイートで、
『いい歳をして何をしているんだ、俺は』
みたいなことを呟いていたそうだ。
いやいや〜、なかなか治りにくい病を
よくぞ克服したものだ。自分の
出来る範囲でのアイドル追っかけ、
いいじゃないか。それが活力に
なっているならいいじゃないか。
薬で抑えるよりいいじゃないか。
パニック障害、なった人にしか
分からない恐怖と苦しみなので
私は何も言えない。でも、Aさんのように、
何かがキッカケで治るといいね。
パニック障害だけでなく、
自分にとって活力になるものは、
どんな薬よりも効くのかもしれない。
ではでは、またね!