『折紙技術での作品製作者:折師』Work of Origami skill:Orisi

折紙技術で折紙~紙以外まで何でも有りの作品制作者(師)、そして作品と旅も(笑)

オリエステルおりがみ製『折りたたみ鶴』&耐アルコール消毒実験 "Crane" is made from polyester origami and can sanitize

2020年10月04日 | ☆作品紹介(紙作品※複合切折紙~折紙1枚)
 ↑ こうした構想自体はコロナ禍発生時点で既にあり、公開しなかったのは単に我欲。ここ数日で判断しました「恐らく公式は危険性からこうした方法を取れないのでは」&「この作品・記事を私個人としても実験としたい」と。

 『私がこの記事で伝えたいことは”この世界にはアルコール消毒できる折り紙”と言うものが存在する』という事です。

 折り紙の素材として『ポリエステル製の折り紙(東洋紡 の オリエステルおりがみ)』が市販されているのは…たぶん普通は知らないと想います(笑、されど本当) 「公式サイト ⇒https://olyester.net/」この部分そのものをリンクにしております。

 そして今回自分の作品である『ペーパークラフト 折りたたみ鶴:Papercraft:Folding Crane(Red1&White1 origami)』のオリエステルおりがみ製を作って見ました!←当時の記事リンク



と、完成~な感じですが…ぶっちゃけ「粗」がだいぶあります(汗と反省)…。しかも素材ポリエステルなので糊での接着は不可能↓どうにもならなかった部分は設計変更しました汗

(尾のところ、あと頭の赤い丸を今回は諦め。完成度を考えると他の部分も再設計必須:ある意味これもまたいい学びになりました!!やっぱり作って見ないと~※頭が悪いのは、はい!笑 
 特に途中まで切れ込みを入れる工程がありまして、そこが弱点:和紙に比べて裂けやすい⇔和紙は千切れにくいです、実は。

「そして『アルコールスプレーへの耐久試験をしました※5回噴霧』」 ※そもそも両面テープなのでそこは弱いですが汗。これもまた設計改善の必要なところ。 


 結果としては「3時間後、とりあえず腐食は見られない模様」 No dissolve by alcohol (5 spray )
 ※軽く申し上げて置きますが”ポリエステルに対して有機溶媒をかける=決して無傷では済まない”かと。また臭いに関してもとりあえず有毒なガスは発生していない模様。 これが最初に書いた公式では出来ないであろう理由:リスク不明。 ただ、今回の結果から個人としては『異常な量と濃度でなければ、まず事故は起こらない』と推測。

とメイントピックは以上~! 

おまけ:むしろ公式でもおっしゃっていますが「耐水性に関しては完璧(ポリエステル製)なのでこんな事もできます」(両面テープが浸水しきらなければ汗)

これが『ナベヅル』!?※この名前の鳥は本当にいます。しかも漢字が本当に『鍋鶴』の模様!?!!!! https://www.city.shunan.lg.jp/site/turu-yasiro/8186.html←山口県周南市役所のサイトにて。しかも鍋の底の色に似ているからと言う…知らんかった…マジか!?!


…どう見ても「温泉気分の鶴」にしか見えないのは、ご愛敬(笑、接着部分の両面テープ以外は完全防水なので基本損傷無しです。)



 「今回は色々な意味での実験記事になります。自分の想いとして、そしてこの世界に残したい記事として作成掲載を決めました。」

※おまけ~オリエステルおりがみに関しては過去作品として『ポケットドラゴン(オリエステルおりがみ)』を作ったことがありました←当時の記事リンク

翌日2020年10月5日おまけ『非推奨』:熱を掛けたら縮んで、…溶けませんでした汗 翌日の「動く人型(ホログラム)」作成にて実験←その時の記事リンク
 縮み方と(遠くで温めた時点で縮んで諦めた後)直コンロで少し燃やしてみた状態から「この素材、純度が高い方かと(煤がほぼ無い=構造の粗が少ない?)」

 ここまでお読み頂きありがとうございました!『あなたに感謝と縁起と幸運を!!』 

↑写真についての紹介記事リンクとなります。


 
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 折り紙:「エンゼルフィッシ... | トップ | ペーパークラフト『鶴ver2020... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (のしてんてん)
2020-10-04 05:48:09
愛情を感じました。

温泉気分最高で^す^
返信する
のしてんてん様、ご来訪とコメントに感謝を! (人生の素人:折師)
2020-10-04 13:15:44
 ”愛情を感じました。”
 有難うございます…! …本来であれば、今更ですで今年4月~6月に公開するべきであった作品でした…。そこでは踏み切れずユニット折り紙の方を出しました。「世界の為にではありますが、遅すぎです」(反省と後悔)

 コロナも恐らく、世界も含めて感染の増加が落ちてきた(右肩上がりが緩やかに→平行線→上昇以上のスピードで下降→終息) のであと7~9か月後にはもう終わっている気がします。
 それまでのニーズ(あるかは不明?)と。

 ”温泉気分最高で^す^”
 こちらも有難うございます! むしろ長期的なニーズはこちらでしょう笑 防水性の折り紙×一般的なテーマの作品(オリジナル)×可動性(ポージング) こうした未知数の掛け算の方がパワーがありますし笑
 
 改めてのしてんてん様のご来訪と嬉しいコメントに感謝を!!
 
返信する
新素材ですね。 (閑斉)
2020-10-04 15:23:39
ポリエステルですか。
昔、化学で習ったような・・、重合体ですのでアルコールとは反応しないでしょう。
ポリエステルを材料とした接着剤があるようなので、これを付けてアイロンで加熱したらくっつくかも知れませんね(保証外)。
細い半田ごてを当てるときれいに折れるかも知れません。
新材料には、新技術が要るようです。
頑張って開発してください。
こういうのって好きです。
返信する
閑斉様のご来訪と、コメントに感謝を! (人生の素人:折師)
2020-10-04 19:36:58
 ”ポリエステルですか。昔、化学で習ったような・・、重合体ですのでアルコールとは反応しないでしょう。”
 完全な重合体(要は素材の純度が高い&綺麗な構造体)であれば、反応は…異常な濃度や量でも困難にはなります、おっしゃる通り。
 その上で、「切り口」や「そもそも消毒液の成分の不明さ」も含めてどうなるか…が不安要素でした。
※化学を学べば学ぶほど、いや科学と言うべきか
「絶対は無い」という面があります。

 また、公式が出来ない理由として…これは個人的な極めて深い偏見ですが
 『youtubeなどで、わざと溶かす動画など…異常な条件で実験する方が出かねない』
 (と言うか自分で思いつきます、グレープフルーツの汁≒リモネンなどを相当量混ぜれば腐食可能です。当然裏工作として)
 
 …こういう個人の記事なら「記事内容消して謝罪して終了」とできますが会社規模ではそんな軽傷では済みませんから……。

 ”ポリエステルを材料とした接着剤があるようなので、これを付けてアイロンで加熱したらくっつくかも知れませんね(保証外)。
細い半田ごてを当てるときれいに折れるかも知れません。” 
 それは面白いアイデア!閑斉様有難うございます!
  もしアイロンで溶解しなければ、アイロンテープ的な接着剤も有効になりますね!
 はんだごては~こてを使い捨てで考えます(たぶん先端にくっついて処置必要かと汗 ただ最近は100均でも売っているのでいっそ専用に買うのも選択肢に~!)

 ”新材料には、新技術が要るようです。頑張って開発してください。こういうのって好きです。”
 有難うございます! 改めて折ってみると、やはりオリエステルおりがみ自体の難度があったりします汗 (具体的には当たり前の「折り返し(折ったものを更に反対側に折る)」が困難という汗)
 これまた学びと工夫の始まり、になりました!

 改めて閑斉様のご来訪と素晴らしいアドバイスコメントにこちらこそ感謝を!!
 
返信する

コメントを投稿

☆作品紹介(紙作品※複合切折紙~折紙1枚)」カテゴリの最新記事