チョコレートで、驚かされた事。小学生の遠足の日 「おはよう。あらっ、今日遠足なの、じゃあこれ持って行って食べて」と,お姉さんが『大きな板チョコ』買ってくれた。悲しいことに貰う訳には、いかなかった。遠足の約束事で、お菓子は「300円以内」と決められており、昨日までに買い揃えておいたのだ。少しの知恵があれば、先生に申告し預けて、持ち帰れば良かったのに、ことわるのに必死だった。
二回目は、大学受験の試験場の出来事。自分の番号を探し席に着こうとすると、番号の横に『赤い板チョコ』あり「頑張ってください」のメッセージが添付されていた。東京の人は不思議だった。
三回目は、今ときめく出版社の広告担当が、ヴァレンタインに、わざわざ総務部まで来社し、綺麗に包装された『チョコレート』を届けてくれたことがあった。その後の総務部の目が怪しく輝いていたのだ。【yone】