那須の園芸日記(那須野菜ブログ)

初版(ブログ)の植物耐寒メモの延長で、落葉樹や自生している動植物全般も含みます。よろしくお願いします!

那須高原の花々

2021-02-26 11:41:55 | 旅行

ツツジ

 葉は那須高原でも常緑で(褐色がかり)ながら越冬。乾いた(吹きおろしの風や火山地帯の排水性の有無に限らず、上手く適応してする数少ない樹木。(ミズナラも下層の砂利や岩盤で根腐れがたまにある)そういった、湿地のまわりにはヤナギやタチヤナギが混在し、ミズキ、ブナも生える植生に変化し、移り替わっていく。

 那須・黒磯平地標高・mなら(ユッカ・ロストラータ等は大丈夫・他にもメキシコ・サバル・パルメット、Y.グロリオサ)

・コルジリネ・オーストラリス(青葉、アカベ・吉祥天、パリー)、ソテツは大田原ぐらいが限界だが・・。(市街地・商店街・交通量の多い軒下・レイズベット花壇、中心部駅前の植栽・自動販売機)などでは越冬する可能性あり。

 

※赤ドラセナ、ミモザ、オリーブも越冬できる。

 

(左からミズキ・アカマツ

・後ろはダム湖?なんだろう・・。強風で枝折れの激しい場所(吹きさらしでは・モミジカエデ、ウラジロ、シラカシは越冬困難。

逆に、言えば那須町の様な寒い-10℃以下になる(※-13℃)になる寒冷地・函館~盛岡間でも越冬できる可能性があるということと、思われる。

・定説になる様に調査する事は簡単ではないが、徐々に調査地のデータ集めをしていきたい。(笑)

 

 

 

※どれも地道な努力の様だが、一区間をきめていくと気分的にも楽である。(受験勉強でみにつけていた・・・。

 

 

マホニア・コンヒューサ

 

アジュガ・耐寒性-10・※-15℃

 

チューリップ・耐寒性-20(※22℃くらい

自生ヤナギ・耐寒性-28℃(※-40℃・北海道の一部など

(那須の露地越冬版・サブ植物越冬メモでも)紹介した那須町に自生する植物。

調べた結果・固有種ではない様だが、関東平野部~山沿いにかけて広く分布するヤナギである。

 

・近年大型台風が増加している。植栽樹種の剪定や強風害などを考慮して、

今後は対策を早めにしようと思った。

 

 

那須では、大きなシバグリ・イヌシデ等は強風にも大木ながら、耐性がある。

・その他】

 

これは、新小平駅前・より温暖な(花小金井~田無間)軒下なら越冬するかも

千葉・柏市の某ラーメン屋の限定メニュー。非常に美味である。


那須町の春・※一昨年頃の記事

2021-02-17 16:11:23 | 日記

※一昨年頃の記事(2018-2019)

黒磯・那須塩原平地では桜が徐々に満開になりつつあります。開花は2019年は、4月10日には開花する

サイクルであった。風が常時冷たく、6分咲きの桜が多い印象であったが、gwゴールデンウイーク頃並みの暖かい

暖気に囲まれて週の後半には一機して、満開になっていった。

 

ミズナラにも芽吹きがでてきました。那須町も春の陽気です。那須神社にも、ご神木のミズナラは大変立派であり、

寒冷であり、日当たりが良く、風通しのよい斜面側に好んで生育するのが本種の特徴である。その名の通り、水分を好み周囲には、

小川やダムなど山からの雪解け水が流れる場所にはブナと混在して生育する。

 

 

シラカシにも、芽がでてきました。吹きおろしの風が若干だが影響した為か、本来常緑のはずの

本種だが落葉する傾向にあり2月の(厳寒期)には越冬芽を残して全てといっていいほど落葉した。

 

そして、なんとか那須町 標高500m場所で越冬したフィカス・プミラ。下葉が徐々にでてきて

生育しつつあります。間違いなく国内で最も寒い地域で栽培されていると思うが、この生育具合だと

青森の八戸の市街地・軒下。(仙台)はもちろん。場合によって函館・北海道の一部でも、生育は可能だという

事が分かる。その後の生育においても、生育良好であり、毎年冬芽・越冬場所を考慮さえすれば、多少痛んだとしても復活していくだろう。

 

白河や福島市街地では、一部の耐寒性ヤシやユッカ・ロストラータが越冬可能になる地域があるので、

今後は、日本海側や一部の山沿いの市街地でも越冬できるのか調査を行っていきたい。

 

関東平野部まで南下すると、多肉植物の一種や観葉植物が越冬可能になり、植栽種が多様化していっている様子が分かる。

 

 那須高原地でも、最低気温8℃程度をキープさえすれば熱帯種の植栽も当然可能になるといわれている。

この写真のブーゲンビリア・サンデリアナは立春から徐々に開花しはじめて、来園者の目を楽しませていた。

しかしながら、当然ながら東北よりの寒い寒気団が南下してくる事もある。特に1月中は、

那須高原は長い間山からの吹きおろしの風が冷たく、感じる日々が多く人間においてもジーパンでなく、

スポーツ用の下地が暖かいズボン(シャカパン)が良い。

 

<私が選んだ生産向きの樹木>

アカマツにおいては上部は剪定したものの、木本来の生育を促す為、基本控えめで行った。

・樹種は、アカマツ、一部マユミ、ヤナギ類

※上部を剪定したのは。風を考慮して、幅広で樹種の根本が太い樹木にする為である。

アカマツ

 

コブシ

 

ヤナギ

 

黒磯のソメイヨシノ

目指す点としては、黒磯のソメイヨシノの様な樹形で(幅広で・高木の中では高さが低い)である。しかしながら、桜の多くは、剪定を嫌う樹種・ヨシノ系統だと言われている。その為、多くの植栽物に限っては年・春・剪定・秋に間引きを行うのが好ましい。

 


・再ブログ名変更のお知らせについて!(説明)

2021-02-07 21:25:21 | 日記

 ブログ名を那須野菜ブログに変更いたしましたので、

報告させて頂きます。今後ともよろしくお願いします。

<変更した理由>

より多くの方々に。シェアやご意見。園芸知識を共有しあい、コミュニケーションとる為。以上、短い間の変更ですみません、よろしくお願いします!

ー以上、。


祝・初投稿になります!

2021-02-01 20:33:59 | 天然ヤマザクラなど

こんにちは。

 いままで、2011年頃から10年間・植物耐寒メモ(旧名・東京シダ日記)を中心に旅行先の植物の状況を記事にして投稿してきましたが。

・東海(静岡・南伊豆、熱海、下田、焼津・沼津) ・九州(鹿児島・宮崎方面)

・東北(仙台・いわき・石巻)★関東全県の植物観光のスポットや植物園

 

ブログ記事・植物データが多くなった為、(勝手ながら日々の研究の際データが重くなりすぎたので)、大きく3つに分けさせていただきましたので報告します。引き続き、ブログの読者さま、植物関係者様よろしくお願いします!

・1. 植物耐寒メモ・・・亜熱帯植物の越冬引きつづき投稿。

・2. 那須野菜ブログ・・・那須の日々みた自然・新しい発見がメイン

その他、インスタ・・・・・アカウント名tokyo₋shidaで時たまに投稿。 

受賞歴・より、毎日新聞社「亜熱帯植物の適応力」で優良賞と取材。