ドクダミの花です。
ほの暗い木立の下などに咲くドクダミの花の白さには、
いつもはっとさせられます。
茎を伸ばし、地上に芽を出して群生します。
ドクダミは強い匂いがしますが、においのもとになっているのは
「デカノイル‐アセトアルデヒド」という物質だそうです。
この物質には、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌、白癬菌(はくせんきん)
などの細菌や、ある種のウイルスの活動を抑える力があると言われます。
このように優れた薬効を持ち、しかも身近な所にたくさん生えている
ドクダミは古くから民間治療薬としてさかんに用いられてきました。
風邪や便秘の治療・高血圧の予防には植物体を煎じた汁を服用し、
傷・おできなどには生のままか、火であぶった葉を患部に貼るとよいと
言われています。また風呂に入れれば冷え性に、鼻腔に詰めれば
蓄膿症に効くと、まさに万能薬ですね。
SIGMA DP2s
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