家屋傾斜修正工事が始まるまで①
東日本大事震災から半年が過ぎました。液状化で被害を受けた方の多くは、解体か、修復するかは、決断がついている頃と思う。
しかし、まだまだの方もいると思いますので、少しでも参考になればと思い。家屋修正工事に至までの経緯を自分なりに、まとめてみた。
「家の解体か、修復か」となると、本当に難しい決断であった。家の築年数、家のローン、新築と修復の費用に比較、将来の家族構成や年齢など、決断を下すには、あまりにも多くの条件がありすぎる。
しかも、予期していない地震でもあり、ある程度の期間で結論を出さなくてはならないのだから、悩みはつきないのである。
安易に、家を解体してしまっては、もう再生することはできない。かといって、ある程度、築年数が経っていれば、多額の費用を掛けても、家の傾き度合いや、損壊状況を考えると、本当に家の修正はできるのだろうかと、考えてしまう。
また、液状化の被害を受けて土地は、再び液状化が起きるとも言われる。どのような修復工事をすれば、液状化に耐えられるのであろうかなどなど。
そこで、地元の工務店に聞いてみると、真剣に考えてくれる人もいれば、建物を見るなり「新築がいいですよ」と、即答するハウスメーカー(リフォーム)がいる。
確かに、「新築」がいいことに、超したことはないが、ローンが残っていたりすると、この先、何年ローンを払い続けるのか、その負担をよく考えないと、そう簡単に出せない結論である。
この「新築」(国の補助があったとしても)と言う、響きの良い言葉に安易に惑わされないようにしたいものである。その後の生活設計を真剣に考えないと、後で取り返しのつかないことになる。
管を圧入しているところです。
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