種子島の住民

島の出来事 食べ物 なぜか集落公民館 酔っ払って書き込む その時 思ったこと など ハチャメチャ ブログです!

勝てないと思った事

2009-01-21 20:34:34 | Weblog
 中学,高校と幅跳びの能力に関して,競技実績抜きにして,全国の一流選手と自分を比較したりして,こいつに勝てないと思った事が一度もなかった。というか基礎能力で負けたことがなかった。だから,俺は真面目に頑張れば,結果も負けないと自信があった。大学に入学して練習なんてほとんどしてなくて,久々に顔出したら,同期に佐藤君という新潟からきた,名前も知らない,たいした記録も持ってない同じ種目の選手がいた。一緒に流しをした。俺より身長低いのに,俺より高い所をすーーーっと走ってた。こいつ,はやっ。まぁ~短距離出身と聞いていたので別に気にしてなかった。スタートダッシュ,これは,俺の18番で今まで誰にも負けたことない,10秒4台で普通に走る選手にも負けたことなかった。佐藤君に普通に負けた。あれっ?何で。佐藤君,昨年怪我して大会何にも出てないらしい。出てたら,どうなったの?この人。200m日本一になったことある奴より,速いし。おかしい,こいつと思った。練習で幅の助走して踏み切った。着地してないのに大体8mの所で下りてるし。そのまま,下りれば昨年インターハイ優勝してるよ。ヘンタイを発見したと同時に勝てないと思った。そいつ,結局,その年に7m70跳んだけど,走ってきて跳んで落ちりゃ8mなのに,血迷ったか跳躍フォーム改造してて,陸上にあきたのか,それっきり,俺と一緒であんまり練習こなくなった。陸上のテレビ見てると,いつも思い出すんだけど,日本陸連がこの素質に早くきずき,強化選手に指定してたら,日本記録は,確実,8m50位は跳べたんじゃないかと,感じている。とにかく,現日本記録保持者の方や,朝原選手も間近で見たことあったけど,佐藤君見てたので全然凄味を感じなかったというか,たいしたことない気がした。それくらい,化け物的,運動能力を持った選手がいたというお話でした。