私のひとりごと

気に入ってるバンドの事や日々の愚痴などここで気が向いたら書きこみます。

美観

2008年03月17日 14時06分53秒 | ひとりごと
いつも思うのだけれど、日本って、名所はきれいだけれども、普通の景色の美観が極めて良くない。

竹林が汚らしくはえて、建物の色や形もバラバラで、その地域の特色もほとんど失われてしまっている。

欧米では、農場にポツンと建つ一軒やでさえ絵になりそうな美観があると言うのに。

日本では、住宅街も全く美観が損なわれ、日本らしさも失われてしまい、木造建築の美も何処吹く風の様である。

山々も、ここは雑木林、あそこは植林と言った感じで、元々そこにあったはずの自然の美が激しく損なわれている。

パッと見て、綺麗だと思える自然がどんどん破壊されているせいで、不自然な美しくない景色が惨めにその姿をさらしている。

東海道五十八次の絵を見ていると、道の並木の美しさ、建物と自然とのバランスの良さなどが見るものの目を喜ばせてくれる。

今では一軒の家を見ても、敷地にあわせた無理のある構造のため、左右のバランス、隣とのバランス、どこをとってもアンバランスである。

中途半端にお金をかけた家よりも、古くて小さくても周りとのバランスが取れてる家は美しく見える。

花壇の花、石垣の花、田んぼのあぜ道の花などが完璧にマッチしている古い農家の家なども、みる者の目を満足させる。

ドイツのハンブルグを散歩していた時、ふと目に着いた路地の美しさに心の底から感激したのを思い出す。

その先に何があるのだろうと、道行くものの興味を引き立てる湾曲した路地。

サイドに植えてある林の木々の美しさ。
道端の野花の可憐さ。

日本は、隅から隅までセンスのないアスファルト舗装。

あのハンブルグの路地の石畳のような魅力は感じられない。

無駄な施設の整備に巨額な税金を投げ捨てるより、使うべき所に使って貰いたいと心から願わないではおれない。

赤字の銀行に400億もつぎ込まないで、学校や町の美観を整えてもらいたいなと思ってしまう。

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Tokyo Tapes II 2008

2008年03月07日 00時11分50秒 | ひとりごと
スコーピオンズが日本に初めて来日してから、今年でちょうど30年になる。

ドイツから、おっかなびっくりやって来た彼らは大勢のファンの出迎えを受けて、初来日を大成功に導いた。

来日前の電話インタビューの記事には、クラウスが「ファンレター待ってるよ。英語で書いてくれないと読めないんだけどね。」と、あえてドイツ語で書けと言わない心遣いが見られる。

その後、アメリカ、ロシア、東南アジア、中東と休む事無く、世界中をツアーして回っている。

30年経った今、彼らは堂々たるワールドワイドロックバンドとして君臨している。

おごる事無く、バンドメンバーの入れ替わりがあったにも関わらず、その人気は非常に高い。

彼らの七転び八起きの精神は、未だに新たな物へ挑戦し、新地開拓の手を緩めず、さびつく事無くニューテクノロジーを取り入れながら、古い物も大事にし、世界中のファンを熱狂させ続けている。

昨年のブラジルのマナウスでは、スコーピオンズの訪問は初めてだったにも関わらず、60,000人動員した。

今年も、短い休息を取った後、ロシアを始めとし、世界各国をツアーして回る予定だ。

そんなスコーピオンズが、30周年の記念として、当時使用した中野サンプラザホールで、「東京テープスII 2008」なるタイトルで、コンサートを開催できたら、それは彼らにとっても、日本のファンにとっても、さらには日本のミュージック業界にとっても、大変メリットのある有意義な催しになるのではないだろうか。

すでに、その様な話は、ある雑誌社の編集員とバンドとの間で少なからず話題として登った様だが、是非実現して貰いたいものである。

「東京テープス」と名のつくものなら、大ヒット間違い無しである。
DVD+CDのセットならよりすばらしい。
(ただ、最近の場面が1秒毎に変わる技法は避けてもらいたい。)

想像だけに留まらず、このすばらしい企画が実現する様祈って止まない。

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