夜明けのスキップ

第二章に入りました、お天道様と共に歩みます。

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2011-09-19 14:15:30 | 旅行
長々と綴ってきましたが、浄土真宗一辺倒のお寺参り記、うんざりご承知してます。
読む人もさぞやお疲れの事とここまで辿っていただき感謝いたします。
懲りずに最終項です
旅にはアクシデントがつきものですが、新幹線を川内駅で降り、車を隣の立体駐車場に3日間停めておりました、リモコンを向けて開けようと、なんの反応もなし、うえっー!バッテリーがち上がっていました。
どうするよ、夜10時、ここはタクシーでひとまず帰り明日自動車さんへ
この3日間どれだけ、南無阿弥陀仏を唱えたか、10年分くらいの南無阿弥陀仏を唱えたのに、最後がこれかいと、タクシーに乗り込み事情を話すと、運転手さんがすぐさまブースターを取りに行ってすぐ繋いで下さいました、室内灯の点けっ放しでした、地獄に仏とはこのことでしょう、お礼を込めてお渡しするも頑なに断り、次回のご用命は是非 第一タクシーを!

私自身まったくの無宗教で、まず自分の横に南無阿弥陀仏がありません、浄土真宗のみ教えは子供の頃から見聞きはしておりますが、こんな私が親鸞さん命の方々に混ざって、3日間どっぷり浸かってきましたが、さぞやこれだけ南無阿弥陀仏も唱えれば体の中まで染み渡るのかといえば、何もまったく変わっておりません、車の故障にしても、念仏を唱えたとて災難はふりかかります。帰敬式を受式された方は特に宗派門徒としての自覚と誇りを持ってと書いてあるのですが、これから襟をぴしっと正して生きていかねばならないですか。
ただこの旅行で、一番強烈に残っているのは
煩悩を断ち切ろうとしても断ち切れないそれならば「煩悩具足の凡夫」
すなわち煩悩を引きうけよと
「現実を引き受けたところにしか真実はない」ということ

いつしか自然に両手を合わせて南無阿弥陀仏と唱える時が私が身近に仏を感じるときでしょう。

         
                                       おわり

2 コメント

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Unknown (NT)
2011-09-20 17:06:54
品格溢れる旅行お疲れ様でした。最後に車のバッテリー上がりでご利益も台無しでしたね。30年分位南無阿弥陀仏を唱えたのにどうしてでしょう。細かく分析して調査した結果、あと3回唱え方が足りませんでした。(こんなことあるわけないが)
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Unknown (モコモコ)
2011-09-20 19:27:36
NT様今晩は
品格に溢れてましたか、やはり(笑)
バッテリー上がりに気づいた時は一瞬血の気が引きました、運転手さんが仏様にみえましよ、こんな不注意でバッテリー上がりなんて初めてでした、まだまだ念仏唱えろと仏様からの警告でしたかも。

NT様台風15号が静岡は真っぽし向かっておりますがご用心下さいませ、中心が過ぎて風向きが変わる時を鹿児島では”あがい風(上がり風)”といいますが一番危険なときです950hPaを切る台風は要注意、お気をつけください、何事もなく過ぎますことを祈っております。
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