天気予報によると、明日は関東地方平野部も雪だといいます。
足元が悪いと観覧してくださる方も少なそう。
今回出品の作品は、昨年の春に生田緑地に通っている中で描きたいとひらめいたイメージです。
シャーマン的な人物と鳥を配置し、春の森に呪術性と自然の美しさを表現しました。
私は、四半世紀にわたり中断していた絵画制作と発表を2002年に再開しました。「かわさき市美術展」には第36回から出品しています。初めて100号の大きさを手がけたのは37回展です。38回展にはSサイズがあることを知り、この公募展での最大サイズS100を、狭い住宅内に持ち込み、壁に張り付けるようにぶら下げ、自分の体を移動させながら制作を行いました。大きなイーゼルを置いたら絵など描けるわけがない4畳半の部屋(この部屋には机、戸棚、テレビが配置されている)なので、イーゼルは実家に預けたままです。これを描き上げて初めて賞をいただきました。わが家で制作するのは、このサイズが限度です。
今回は、F100号です。制作時間が足りないなと出品を迷いましたが、10月半ばから描き始めた作品を何とか完成させ、ぎりぎりで搬入に間に合いました。