万願寺温泉正面
万願寺川
万願寺
万願寺川にせり出した露天風呂
日本徴兵保険?
皆さん万願寺をご存じでしょうか?
すぐ近くに黒川温泉がありますが
その陰に隠れて
ひっそりと
佇んでいます
黒川温泉が
ショーウィンドーに飾られた綺麗な商品だとしたら
時代に取り残された
野辺の雛菊といった感じです
北条氏が鎌倉時代に寺を建立したことに始まる村ですが
いまだに、その風情を残しています
万願寺川に張り出した風呂は
車が目の前を走るため
風呂に入るには勇気がいります
家屋の風呂には,玄関口の木箱に200円を投入すれば
誰でも入浴出来ます
四季を感じさせる錆びた山村です
一度訪ねてみたらいかがでしょうか
最後の写真は温泉のお隣の壁に貼られていたものです
「日本徴兵保険」
皆さんご存知でした?
今までの、どんな書籍、文献にもありませんでした。
調べてみますと、
徴兵された時、送り出すのに支度金が必要となる
農家などは、その費用を工面出来ない事もあるから
その為に加入する保険だという事でした
万願寺がいかに閑静なところであるか
この一例でもお分かりいただけると思います
天狗岳
遠望
頂上
紺碧の空
硫黄岳遠望
硫黄岳頂上
赤岳遠望
雲上の富士
赤岳山頂
夕刻
太めのカモシカ
見事な山葡萄
9月の連休の八ヶ岳です。
まだ紅葉には早いですが、天狗の美しさ、赤岳の勇壮、苦しさを越えて懐かしい思い出を辿る山行でした。
連休真っ只中で、尾根の小屋は満員で泊まれず、中腹の行者小屋まで行くはめになりました。天狗の登山口から10時間の行程です。悪いことは忘れる性格なのか、年を重ねたせいなのか、思いの外きつい山行となりました。翌朝バス停までの下山途中、出会ったカモシカ君、ちょっと太目ですね。人馴れしているのかもしれません。最後に一方的な会話をカモシカ君として帰途となりました。
夏らしい雨ケ池の木道と風景
雨ケ池のアヤメと三股山
暖かい高山の気候に蝶が飛び交っていました
法華院の看板下に新しいモニュメント? 「脚下照願」とあります
「足元に気をつけよ」ということでしょうが、ここは元々修行の地
「自分の本性をみつめよ」でしょうか
禅宗系の言葉でもありますから、両方の様な気がします
何処も似たり寄ったり、山小屋の受付の風景です
夏の中岳はずっしりとして重い
御池は季節に様々な異なった顔を見せます
前回お伝えしたのは純白の冬景色、今回は緑に変身していました
参議院選の最終日で大変熱くなっている下界を後にして(期日前投票済ませました)
九重山です
今年の気候は不順続きで安定しませんでした
最近 やっと晴れが続いています
大変暑いですが
思い切りよく 行ってまいりました
今日は日曜だというのに 人はまだらです
選挙当日ということもあるかもしれませんが、やはり
暑さを警戒しているのでしょう
しかし さにあらず
さすが1700メートルの連山
地元の低山と違って
すがすがしいそよ風の別天地でした
梅雨真っ只中
蒸し暑さのためもありますが
体を鍛えることに怠けています
天気予報もよく外れ
天気と思えば雨
雨と思えば何とか持ち越す
思い切り外に飛び出すことが出来ないのも事実
しかし このままだと肉は弛み
皮膚にはカビが生えそう
曇り後雨の予報を尻目に
10時に平尾台に向かいました
多少の蒸し暑さに苦労して高台に立つと
雲の塊が東から迫っています
時折 遠くで天空を揺るがすような大きな炸裂音があります
何も遮るものがない平尾台の尾根伝いは
落雷の恐怖を思い起こすに十分なところです
勇気を出して引返すことを考えていると
遠くキャタピラの音も聞こえてきました
どうやら雷ではなくて採石場の発破のようでした
気を取り直して
誰一人いない尾根を満喫しました
山は『晴好雨奇』どんな状態でも
心に感動を与えてくれます
さて 下山途中アヤメの自生に出会いました
折れてしまいそうな細身の体で
けなげに生きています
不幸にもこの国のあちらこちらで消滅した「アヤメ平」を見てきました
頑張れ!とつい応援します
下山すると銀杏並木がありました
下から覘くと見事な丸々としたギンナンが生っています
青々と実に美しい
東洋に想いを寄せたゲーテの「銀杏の葉」という詩が想い出されます
氷河期に滅んだ生き残りの銀杏
生命がほとばしるようなギンナンの実に
すごい! とここでまた一言
梅雨空の雨天と雨天の隙間に価値ある一日を見ました