麻生市民センターで日々研鑽を積んでこられたハッピー ママ コーラスの皆様が、来園されました。
また、老人会の方々もおいでになり、我が職員、入居者合わせて総勢60名が集会室を埋めました。
それ程大きくない集会室は人々の熱気に包まれ、その中でア・カペッラでのコーラスを拝聴いたしました。
大変雅致なる趣で、皆さん神妙に聞き入っています。
また、途中に入居者や老人会の皆様との合唱や、コーラスの皆様によるフラダンスも織り込んでいただき、微に入り細にわたりご配慮いただきました。
限られた時間の中に関心し、賦活を得、心ゆくまで堪能させていただきました。
本日は、本当に有難うございました。心より御礼申し上げますと共に、再度のお越しをお待ちしています。
重力
あなたは4,000m歩けますか?
おそらく、歩けますよね。
では、あなたは歩いて標高4,000m地点に移動できますか?
そもそも、日本では無理ですし、綿密な準備をして臨まないと難しいです。
横と縦でなんでこんなに違うのでしょうか?
同じ移動なのに。
重力があるからでしょうか?
重力がなければ、4,000mでも5,000mでも、縦でも横でも、移動できるでしょう。
私たちは重力に縛られて生きています。
しかし、ある意味、重力に助けられて生きているとも言えます。
重力がなければ、私は宇宙に浮遊する塵でしかないでしょう。
重力がなければ存在できないと言ってもいいでしょう。
しかし、一方で、重力は、やはりしんどさをもたらします。
特に上方への移動において。
重力は人間に対して努力を要求します。
努力をしないと上に行けません。
これは人生でも同様です。
努力をしないと上に行けません。
それどころか、努力をしないと、重力に従って落ちるだけなのです。
しかも、定速ではなく、加速されるのです。
落ちるときは速いが、昇るのは遅い(きつい)のです。
現状維持をしようと思っていると、気づかないうちに落ちているのです。
現状維持しようとするには、重力に逆らって、努力をするしかない。
だから、生きるのはしんどいのです。
①努力を放棄して、落ちるに任せる人。
②しんどい努力をして現状維持の水平飛行をする人。
③さらにしんどい努力をして、少しでも現状より上に行こうとする人。
①の人は、ほとんどの場合、フリーフォールです。急降下です。
運の良い人は背中に羽が生えていて、時流という上昇気流に乗る人もいます。
②の人は努力の割には報われないと感じる人生です。
③の人は、今よりほんの少し、上を目指し続けることで、人生を切り開くことができます。
ほんの少しでいいのです。
ほんの1㎜。
ほんの1度。
例えば、ほんの1度だけ、水平線よりも上を目指す努力を続けると、
4,000m進んだときに、
あなたは69mもの高みに達しています。
そこから見下ろす景色はあなたの人生に充実感をもたらすでしょう。
ただし、油断は禁物です。
必死に積み上げた人生も、崩れるのは一瞬です。
落ちるのは、楽で、速いのです。
正解は、
宝くじ
だそうです。
誰でもお金持ちになりたいと考えると思います。
そして、そのためには、どうしたら良いだろうと考えます。
「そうだ、宝くじを買おう」と考えるかもしれません。
しかし、そう考えた時点で、
あなたは既に負けています。
これは、お金持ちなる人の発想ではないそうです。
お金持ちになる人の発想については、いろいろな本も出ています。
絶対に正解という方法はないと思います。
しかし、
何かをやるということよりも
何かをやらないと
決めることが意外と重要なのかもしれません。
ちなみに宝くじの一等当選確率はおおよそ400万分の1から1000万分の1のようです。(宝くじの当選確率・期待値)
想像力を働かせてみてください。
400万枚もの宝くじを。
その400万枚の中から、
たった一枚の
当たりくじを
血眼になって必死に探している
あなたの姿を。
宝くじを買うことの虚しさを感じてもらえたら幸いです。
最後に一句
宝くじ
たぬきが舌を
出している