横浜市、川崎市、町田市の鶴見川水系に、不思議と「杉山神社」がたくさんあります。
このあたりは武蔵国だった地域で、
武蔵国の「杉山神社」は927年に編纂された「延喜式」神名帳に記録され、
武蔵国の六の宮だった格調の高い神社です。
ただし、「延喜式」神名帳に記録された杉山神社がどこの杉山神社かということははっきりせず、
「論社」が非常に多く存在します。
(「論社」とは、延喜式に記載された神社と同一もしくはその後裔と推定される神社のことをいいます。)
さて、今回紹介する杉山神社は、横浜市港北区岸根町にあります。
岸根杉山神社ともいわれています。
大永5年(1525年)に、伊豆国の住人岩田五郎右エ門がこの地に移住した際に、鎮守として勧請したと伝えられます。
大正13年に、山王宮のご祭神大山祇命を合祀したそうです。
鳥居
鳥居の扁額
手水舎
龍の手水
手水前から
拝殿
狛犬(右
狛犬(左
拝殿の扁額
本殿
ご祭神は、五十猛命と大山祇神です。
拝殿わきの大きな木
下から見上げて
社殿の屋根の千木(外削ぎ
周囲は住宅や高校がありますが、境内には木々が残っています。
椿
早咲きの桜