かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

大雄山最乗寺(南足柄市)

2014年03月31日 | 神奈川の神社仏閣
以前も訪問しましたが、まだ日が差さない時間だったことや、奥の院まで行かなかったため、再度の訪問です。
過去の訪問の様子はこちらでご覧いただけます。

阿吽の金剛力士像が安置されている仁王門。

ここから道了尊停留所(バス停)まで、約2kmの「天狗の小径」が始まります。

道了尊停留所付近は、こちらをご覧ください。

道了尊停留所の先、開運橋脇の階段を登って行くと、三門が見えてきます。


三門の全容。

山ガール(?)でしょうか。ここから明神ケ岳に登ることができます。

三門から先の杉並木を望む。


杉並木の階段を登っていくと、左手に明神橋、右手に本堂へと向かう階段となる付近に、
大きな下駄が出現します。


本堂への階段を登り、碧落門をくぐると正面に本堂があります。

本堂前は広い空間が広がっており、書院等の建物に囲まれています。

本堂前を左手に進み、開山堂の先に鐘楼があり、その奥に多宝塔があります。

南足柄市の重要文化財に指定されています。

多宝塔の脇に、明神ヶ岳山麓から湧水を引いた洗心の滝があります。

奥が不動堂。

洗心の滝が流れていく川にかかる橋が、中央の御供橋、両脇が圓通橋。

御供橋は、白装束の修行僧が道了様へのお供えをする時のみ使用する橋で、
普段は通行できません。
正面の門が結界門。門より先は道了大薩の浄域とされているようです。

門の両脇を天狗が守っています。



結界門をくぐり、右手の77段の階段を上がると、御真殿があります。

御真殿脇には、奉納された高下駄がたくさんあります。

下駄は左右そろって役立つものから、夫婦和合の信仰がうまれたそうです。
そのわきにある、世界一の大下駄です。

3.8トンあるそうです。

大きな高下駄の前を進むと、奥の院へと続く階段があります。

門をくぐって登って行くと、一旦平らなところになります。
そこからさらに急な階段が目の前に出現。

両脇にはまたしても天狗の像があります。


なんとか階段を登りきると、奥の院があります。

振り返ると、その急な様子がわかります。


帰り。
奥の院を守る天狗に日が当たり、幻想的でした。

かなり精巧に作られています。

最乗寺はパワースポットとして人気があるようで、
朝から老若男女たくさんの人が訪れていました。