かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

光則寺(鎌倉市)

2014年07月04日 | 神奈川の神社仏閣
今回は鎌倉の光則寺の紹介です。

光則寺の名前の由来は、五代執権北条時頼の家臣、宿谷光則氏からきています。
「立正安国論」などによって、日蓮聖人が佐渡に流される折、ともに捕らえられた
弟子の日朗上人を幽閉したのが宿谷光則氏で、その後日蓮聖人に帰依し、
自宅を寺にしたといわれています。

光則寺は、長谷寺の1本陸側の道のさきにあります。
長谷寺訪問の様子はこちらでご覧いただけます。

住宅街の先に、門柱があります。


すぐに山門に到着です。


山門を入ってすぐに、日蓮直筆の書の石碑があります。


本堂。


本堂前に、カイドウ(海棠)の木があります。

光則寺のカイドウは「かながわの名木100 選」に指定されています。
推定樹齢約150年ともいわれています。


蓮の花。


趣のある庭園。


日朗上人を幽閉した土牢は、お寺の裏山の中腹にあります。
本堂向かって右手側から登って行く道がありあす。


石畳とコンクリートの道です。


日朗上人を幽閉した土牢。


少し近づいて。


隙間から中をのぞいてみました。


土牢前の木の間からお寺が見下ろせます。


あいにく雨が降ってきました。