私が生まれた年に祖母が買ってくれたお雛様。
51歳になる私と同じ歳ってことは
もぉ半世紀になるのね、と。
もね、収納してるダンボール自体も劣化してるし
ぼんぼりも、台座も、金屏風も
もちろんお人形自体も
全てが半世紀経ったことを物語っている。
コンパクトサイズなので
狭い我が家では毎年、本箱の上にちょこんと飾る。
母の字で、飾り付けの順番みたいなものを
簡単にメモったその紙と
段ボールに書かれた「お雛様」という祖母の字と
左・橘 右・桜と書いた私の字と
そして、今は12歳になる娘のために飾るお雛様は
劣化してても大事な宝物です。