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パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と、介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年の交流を、笑いと涙を交えて描く実話がもとのドラマ。
まったく共通点のない2人は衝突しあいながらも、やがて互いを受け入れ、友情を育んでいく。
2011年・第24回東京国際映画祭で東京サクラグランプリ(最優秀作品賞)と最優秀男優賞をダブル受賞した。(映画.comさんより)
2012年9月1日 公開
監督・脚本 エリック・トレダノ オリヴィエ・ナカシュ
自己満足度5点満点で 4点
障害者に対して、同情しないドリス(オマール・シー)
そこが気に入ってるフィリップ(フランソワ・クリュゼ)
はじめは粗暴なドリスがフィリップと接することで
いつしかマナーを覚え品格さえ備えた男性へと成長していく。
フィリップも、自覚していなかった
本当の自分に目覚めていく。
そして、その二人の姿に
フィリップの周囲の人たちもまた変わっていく。
も~ね~、とっても素敵な作品でした。
まずはあの冒頭からね。
ラストシーンのクライマックスを冒頭で少し見せておく
という手法はよくあるものの
今作はそれがとても効果的になってる。
しかも、冒頭でのカーチェイスの後の
アース・ウィンド&ファイヤーの「セプテンバー」
いぃ~わ!実に良い!
そして中ほどで再び
つまらないお決まりのパーティの後の
「ブギーワンダーランド」は最高♪
フランスでは3人に一人が観たという今作。
ハリウッドでのリメイクも決定しているらしいけど。
フィリップ役のフランソワ・クリュゼが
ヒゲの無い彼がダスティン・ホフマンに見える時があるのねぇ。
この方、私の大好きな作品クロード・シャブロル監督の
「主婦マリーがしたこと」に出てたの!?
ロバート・アルトマンの「プレタポルテ」や
ローレンス・カスダン監督の「フレンチキス」にも。
それとイヴォンヌ役のアンヌ・ルー・ニーが
室井滋に見えた。
あ~でもねこの人↓
ドリス役のオマール・シー
いぃ~♪いぃ~♪
フランスではコメディアンとしても活躍してるのね。
久しぶりのDVD鑑賞で
素敵な作品に出会えてよかったわ。
で、今日は悲しい知らせが・・・。
ポール・ウォーカーが事故死という。
好きでしたポール・ウォーカー。
11月30日に友人の運転する車で、ということ。
「ワイルド・スピード」シリーズや
「イン・トゥ・ザ・ブルー」
「南極物語」
「父親たちの星条旗」など観たけど
私的には「NOELノエル」が好きだったなぁ。
まだ40歳だったのね。
歳を重ねてもっと素敵な俳優さんになると思ってただけに
とても残念です。
ご冥福をお祈りします。