イクイノックスの引退が発表されました。
2023.11.30 THU 近況
在厩場所:ノーザンファーム天栄
木村哲也調教師「会員の皆様、本当におめでとうございました。馬体重は4kg増えての出走となりましたが、前走時よりも東京競馬場に到着してから馬がドッシリとした様子でしたし、その分の差が数字として表れたのかなと思います。最終追い切り後も特にトラブルなく、健康状態に関してはしっかりと保ってレースに送り出すことが出来ました。ゲートが開いてからも、まずはアグレッシブな気持ちでスタートを切ることが出来ていて、その点は良かったなと思いましたし、道中もイクイノックス自身はリラックスして良いフットワークで走ることが出来ていました。最後の最後まで安心して見ることが出来なかったというのが正直なところではあるものの、その分ゴールを切った瞬間は本当にホッとしましたね。蹄の形から骨格まで全てがパーフェクトなバランスを有していることに加え、生まれ持った筋肉の柔らかさがプラスされたことで、あれだけの素晴らしいフットワークが出来るのだと思います。厩舎としては、そのバランスを整えることに重点を置いてやってきて、C.ルメール騎手に上手くバトンを渡せたことで、こうした結果を残すことが出来たのだと嬉しく思っています。トレセンに戻ってからは、獣医師にもチェックしてもらって、詳しく状態の確認を行いましたが、大きな異常は見られませんでした。28日にノーザンファーム天栄へ移動させていただきましたが、大きなトラブルなく牧場にお戻しすることが出来ましたし、厩舎としてしっかりと役目を果たすことが出来て良かったです」
福島県・ノーザンファーム天栄へ移動後も脚元を含めて大きな異常はありませんが、レコードタイムで勝利した天皇賞秋、そして今秋の最大目標に置いていたジャパンカップを中3週で走ってきたことによる疲労が見られ、再び中3週で行われる有馬記念へ向けての万全の状態での調整は難しいと判断し、出走は見送ることといたしました。一方、これと並行してジャパンカップ後に社台スタリオンステーションより正式に種牡馬入りの素晴らしいオファーをいただきました。
検討の結果、この上ない評価をいただいた今のタイミングで、社台スタリオンステーションからのオファーに応え種牡馬入りすることがベストと判断し、ジャパンカップをラストランとして、引退することといたしました。
なお、売買代金等を記載した詳細は後日メッセージボックスにて出資会員の皆様にご案内申し上げます。また、牧場見学につきましては、本日の引退発表をもちまして終了とさせていただきますので、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
もう1戦と思ってましたが、残念です!
まあ、それでもこれまで沢山の感動をいただきました(^^♪
楽しい思い出も!!
感謝の気持ちで一杯です(^^♪
まずは、しっかり休養して、第2の馬生に向け、鋭気を養ってくださいね(^^♪
一口ライフももう少し続けるので、この仔に出資できればと♪