晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

帰省途中

2015年08月08日 | 日常
(口之津港~鬼池港)

明治から大正にかけて、島原、天草地方の貧しい農家や漁村の娘たちが中国や東南アジア各地に売られていきました。彼女らは”からゆき(唐行きさん)”と呼ばれ貧困の悲劇として語り継がれています。
そのからゆきさんが出航した口之津港を後にして、一路鹿児島へ向かいます。 
父の17回忌で早めの帰省となりました。くっきりと雲仙の山々も右手に見えます。どれだけこの海を渡っただろう。幼い子らは成長し、私らは齢(よわい)を重ね、道路も拡張され街は大きくなったけれどフェリーから見る風景はそのままです。

彼女らは石炭船の船底に隠されて出港したらしいのですがどんな思いだったのだろう・・・。

天草を横断して2度目のフェリーに乗船し牛深港から長島へ渡ると、そこはもう鹿児島です。30基の風力発電用の風車が見えますが、原発再稼働は翌々日まで迫ってきました。あな悔し!





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2 コメント

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Unknown (jelly)
2015-08-11 14:32:18
お電話しようと思ったら、帰省中だったのね。

17回忌ですか・・・
我が家も今年義母が13回忌、明けたらすぐ義父の17回忌です


夏の海は、また格別に綺麗なんでしょうね・・・
もう忘れてしまいました。

この暑さにげんなり、昼間はエアコンを入れて部屋から出れません(--;)


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返信遅くなりました (bamboo)
2015-08-14 15:21:37
幾分、涼しくなったような~。
帰省中の鹿児島は暑かった!
母が「我が家は風が通って涼しいでしょう?」と給ふものだから、こりゃあいかんと100円シヨップで温度計を3個買い、部屋にそれぞれ備えつけ、32、3度に跳ね上がった数値を見せました

長男が帰省中で、明日彼女さんが来ます。
次男の時はバタバタしたけど、2度目の余裕かな?!
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