高度成長時期を必死でやり遂げ出来た。 作れば幾らでも売れる時代であったが、工場拡張(設備投資)には先人たちは大層慎重であったように記憶している。 しかるに昨今の状況は、まことに情けない。 “最大の成功者であるが、最大の失敗者でもある。”と揶揄された D 社の創業者に対することも耳に新しいが、結果は無残の一言である。 なぜそうなったのか、簡単である。 たった一つの成功事例で、有頂天になり、前後の見境なく、その延長線でやってはいけないことをやったことにより、元も子もなくなったのである。 規模を広げるのはいとも簡単なことである。 金さえ掛ければ幾らでも設備は広げられるのである。 なくても銀行は幾らでも金を貸す、設備能力に見合った販売が見込めたのか? 何処の誰に売るのか? そのことを忘れている。 技術力があるから買いに来てくれるのを待つなぞ、全くのおごりである。 投資した設備で自社の製品に何%の利用するのか? すべてが他力本願で生産規模を増やしたのでは成り立たず、その結果が現在の姿である。 諸悪の根源となっている E事業は所詮部品事業で生産のみの下請けである。 本筋にはなり得ない。 早々に切り離して、新たな生き方を考えることが、今後の生きる道である。 気付くのが遅すぎたようだが、まだ間に合う。
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