3259.~思いを表す~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「意思や気持ちを伝える」(9月18日)~
おはようございます。越谷教室の森田です。
Yさんは、講師の服に糸くずがついていたらそれをサッと取ってゴミ箱に捨ててくれる
さりげない気配りが出来る小学校6年生の女の子です。どんな学習にも一生懸命に取り組んで、夏期講習では2時間続きでもずっと全力投球!休憩時間も休まずに、書字の練習をしていました。
教科学習の他には、自分の意思や気持ちを伝えられるようになることを目標の一つとして取り組んでいます。その努力家で前向きな姿勢が、最近では意思表示へと繋がってきました。
Yさんが髪の毛を短くした時に講師が「髪の毛を短く切っても似合いますね。」
と伝えたことを覚えていてくれた様で、講師が髪の毛を切った時には同じ様に、その思いを一生懸命伝えてくれました。
また、次に何をすれば良いかも自分自身で考えることが出来る様になり、
「タイピングの練習をしましょう」と講師が言うとすぐに、自らキーボードを準備します。
今日は、Yさんがどんなふうに自分の思いや考えを伝えてくれるのか?
毎週Yさんにお会いするのが、本当に楽しみです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Yさん、講師ととても良い関係にあるようですね。安心感のある穏やかな空気が感じられます。状況や講師の言葉を読みよることもでき、コミュニケーションへの積極性も感じられます。半年後には、中学生。自らの思いや気持ち、考えは、ますます膨らんでいくことでしょう。意思表示の手段の獲得に更に力を入れていきたいところですね。