4920.~積小為大~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「高校入試、最後の追い込み」(1月18日)
おはようございます。Elephas 西国分寺教室の横山です。
Aさんはすぐそこに迫った高校入試に向けて、最後の追い込みとして冬期講習で奮闘しています。
そして、今日は数学の立体図形の問題に取り組んでいます。
問題用紙には直方体を斜めに切った図が載っており、その斜めの部分の長さや面積を求める問題です。
Aさんはしばらくその立体図を眺めていましたが、ふと思いついたように補助線を入れて計算式を書き始めました。
講師が
「何か解く方法が見つかりましたか?」と尋ねると、Aさんは
「はい。この斜めの線は三平方の定理で計算できて、ここに補助線を入れると垂線になるので高さも三平方の定理で計算できそうです。」と答えました。
すばらしい洞察力です。
講師がAさんの担当をしてからもうすぐ一年になります。
その当時のAさんとは、引き算の筆算や約分や通分の復習から勉強を始めていました。
あれから一年。
春期講習や夏期講習もフルに活用して一つ一つ積み重ねてきた結果、今では入試問題に自力で向き合えるところまで来ました。
難しい問題でもすぐに諦めずに解こうと頑張る姿を見ていると、努力することにたくさんの時間を掛けてきたことが、
Aさんにとって大きな自信になったように思います。
入学試験までもう少しです。
一緒に頑張っていきましょう。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Aさん、すばらしい成果ですね。1年前には、引き算の筆算や約分や通分の復習からのスタートだったとのこと。正に、「積小為大」、SEOLEOが大切にしている言葉です。入試ももう間近、努力が実りますように。