発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4921.~創造造形~

4921.~創造造形~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「ほんとに できたー!」(1月20日)

おはようございます。Elephas 西国分寺教室の髙須です。

小2のKくんは、授業の最後に行う創造造形(工作)が楽しみになっています。

初めて作ったヘビ。

白い画用紙を机に置き

「これで作ります」と言うと、

「これでほんとにあれができるの?」といぶかしげな反応。

「あれ」とは、教室の入り口にディスプレイされているヘビの工作のこと。

「ここ切っちゃうの」、「また折るの」など、ひとり言とも質問ともつかない言葉を連発していきます。

作業を進めていくうちに、

「あ、なんかヘビっぽくなってきた」と、ちょっと安心した声音になり、目を付けて鼻を描いたら、

「ほんとにできたー!」と喜びの声になりました。

創造造形は、Kくんにとって謎解きの時間にもなっているようです。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「これでほんとに あれができるの?」から、「ほんとに できたー!」までのKくんの中での変化が、とても興味深いですね。つぶやきながら(言語化)制作しているのもイイですね。作業を、言葉化する。そして手を動かしながらプロセスを追い、平面がやがて立体となり、対象の形が見えてくる。Kくんの頭の中でも、このプロセスが順に描かれているはずです。創造造形には楽しみに加え、発達における機能の形成としのてさまざまな意味合いが含まれているのです。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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