4682.~教科書に沿って~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「国語学習」(4月17日)
おはようございます。エレファース所沢教室の榎戸です。
国語の教科書学習では、学校の進度に合わせてプログラムを立てていきます。
学校でその単元が始まる前に、話の内容を知っておくとスムーズに取り組めます。
でも学年が上がると、
「字が小さい」、「この話○ページもある。長すぎー」等々。
読むことへの抵抗感や文字を読むことに一生懸命で話の内容がわからないという生徒さんが多くなります。
Hくんもその一人。Hくんの授業では、まず教科書の挿絵を使用し紙芝居風にあらすじだけを伝えます。
その際「ここで何かが起こります」、「この後誰かが登場します」「その答えは教科書で」、
といったキーワードを入れておくと興味津々。
その後デジタル教材も活用していきます。
まず話を楽しんで欲しい。そしていろいろな世界に触れて欲しいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Hくんは、小学6年生。国語の各単元の分量はかなり長くなってきました。読解問題を意識して「何を聞かれるんだろう…?」と思いながら読んでいると、文章の面白さは消えてしまいます。ワークの読解問題を解くことは、まず忘れましょう。物語や説明文を「それから?」「つぎは?」「うーん」「えっ?」「ふーん、そうなんだ」という具合に大いに楽しみましょう。読解問題に取り組むのはそれからです。そうやって文章体験している内容であれば、読解問題もそう難しいものではありません。新学期です、国語も新たな気持ちでスタートしましょう!