4963.~講師も楽しむ〜
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「こそあど」(3月10日)
おはようございます。Elephas 東中野教室の安齋です。
小2のOくんは、いつも元気ににこにこ顔で入室されます。
講師陣もこの笑顔に癒されます。
Oくんは、おもしろい言葉や難しい言葉に興味津々で、わからない言葉が出てくると首を傾げて、
「うーん」と表します。
このサインを見逃す講師はおりません。
「それ、きた!」と、準備しておいた説明を。講師もにっこり。
そんなOくんですが、最近はまっている言葉があります。
小学校3年で習うのですが「こそあど言葉(指示語)」です。
「こ=自分に近い場合」、「そ=相手に近い場合」、「あ=自分からも相手からも遠い場合」、
「ど=はっきりわからない場合」についてですが、講師は振り付きで教えています。
・2人が座っている対面机の上をたたくように指差し「ここ、ここ」
・Oくんのとなりに幽霊さんがいるんだがと言いながら、小さく指差し「そこ、そこ」
・Oくんが教室玄関の方を向くように、大きく何回も指差し「あそこ、あそこ」
・Oくんが講師に注目するように両手を開いて左右に振りながら「どこ、どこ」
帰る時に玄関ドア前で、何気なく遠くを指差すと、
「あそこ!」と答えます。
前回、お父様が迎えに来られた時、
「ここ」、「そこ」、「あそこ」、「どこ」を身振りを入れながら披露していました。
この時も当然、満面の笑顔で!
◇ワンポイント・メッセージ◇
ややもすると苦手意識をもってしまいそうな「こそあどことば」。こんなに楽しく学べれば、すばらしいですね。「こ・そ・あ・ど」の各音の感覚を体得すれば、語がどのように変化しても感性を伴って理解することができてきます。身振りを交え、楽しく学べることは何よりです。講師も大いに楽しみましょう。