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発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

1450.~表情に気持ちを連動させる~

1450.~表情に気持ちを連動させる~
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。


◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『表情を感じる』(1月20日)~鬼の面づくり。顔のパーツの配置によって形相が変わります。こわい顔、困った顔・・・。

乳児もかなり初期から顔の表情の判別が可能であると報告されていますが、
乳児の判別の仕方は、形式的であるというよりむしろ本質的なものであると考えられます。

なぜならば乳児は課題に対して正答しようと行動しているのではなく、感覚や気持ちの赴くままに反応しているからです。
「快」の表情を見れば「快」の気持ちになり、「不快」な表情を見れば「不快」な気持ちになって泣き出したりします。

認知と気持ちが結びついているのです。

それに対し発達障害を持つ生徒さんは、その結びつきに問題のあることがあります。
表情のマッチングや表情と言葉の結合はできても、表情に気持ちを連動させることが難しいというケースです。

今日のElephasブログの鬼の面づくりで、眉や目、口の向きによって思わず「こわい」とか「わらってる」と気持ちの動く生徒さんは
表情を”感じる”ことができているというわけです。

逆にそこが難しい生徒さんに、面づくりを通して言葉や表情を豊かに講師が促してあげることはとても有効ですね。

実際のコミュニケーションでは、表情は刻々と変化し続けるものです、
そこに「こわい」だの「わらっている」だの言葉を加えることも通常はありません。

しかし教室では、それが可能です。教室のある意味実験可能な特殊場面で学習したことが実生活に広がっていけば、
それはとても理想的です。






造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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