発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

1571.~音から、意味へ~

1571.~音から、意味へ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。



◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『Q&A、できました!』(5月21日)・・・「何を食べたの?」と尋ねると
「何を食べたの?」と答えることが多かったYくん・・・。


このYくん、最近では、

講師が「レストランで・・・」とゆっくり言いながらパソコンに入力すると、
「アボガドハンバーグを食べました!」と答えが返って来るようになったそうです。

ここまでに至るのに、どのくらいの期間があったのでしょう。

オウム返しは、意味に対する反応ではなく音に対する反応です。
それが、音に対する反応から意味に対する反応に変わってきています。

「レストランで・・・」と導かれると、アボガドハンバーグだけではなく、チョコレートパフェを始め
たくさんのメニューが頭に浮かんで答えられるそうです。

ということは、少なくとも食べ物について、しかもレストランに通常ある食べ物についてという範疇分けもできているということです。


音に対して反応している段階(状態)と、言葉の概念化が可能である段階とでは大きな隔たりがあります。ひとり一人のお子さんにおいて、今どの段階(どの状態)にあるのかを分析してみると、より確実な言語プログラムを得ることができます。


造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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