1572.～気持ちと技術と～

1572.～気持ちと技術と～　
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの　個性と可能性を伸ばす！」： 造形リトミック・発達支援教室 Elephas（エレファース）

　発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
　それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

　・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。



◇ワンポイント・メッセージ◇

　　

～Ｅlephasブログ『素晴らしい一週間でした！』（５月22日）・・・母の日の工作とメッセージ。お母さんも子どもも講師も、皆笑顔になりました・・・。

『お母さんありがとう』と書く文字は、普段授業で書く文字よりもずっときれいだったそうです。
書字の態勢に気持ちが入り、指先に微細な指示が伝達されたのでしょう。

ということは、視覚認知も巧緻性もある程度は“気持ち”次第、ということですね。

日頃のお母さんへの感謝、
メッセージという改まった気持ち、
『お母さんありがとう』という短い文であること、
いろいろな要件が相俟って、高い水準の態勢をつくりだせたのです。

いつもこの水準をつくりだすことは難しくても、それを目指すことや心がけることは可能です。
その生徒さんにとって、その水準は可能な域にあるということです。


日ごろから、心がけましょう。
・気持ちを充実させられるように働きかけること
・やればできそうという、課題を提示すること
・見ることと書くことのスキルのトレーニングを重ねること

やがてスキルがアップして書字が楽になり、
本人の中に文字をきれいに書こうと意識に変化が現れたときに、
文字は変わります。



造形リトミック研究所
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