4612.~東京都特別支援学校アートプロジェクト展~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「地震後の世界に生きるわたしの背中を…」(1月26日)
おはようございます。武蔵境教室の伊藤です。
地震による被害状況も明らかになっていない1月6日(土)夜、上野恩賜公園を歩いていました。
「こんなところにいてもよいのだろうか」、「芸術に何ができるのだろうか」
帰省のため人も灯りもすくなくなった東京の森のなかを、これまで多くのひとによって繰り返されてきた問いを抱えながら、東京藝術大学大学美術館陳列館に向かって歩いていました。
第8回東京都特別支援学校アートプロジェクト展の会場には、たとえば校舎の間取りを信楽粘土で再現した作品がありました。
タイトルは『触ってみよう 文京盲学校』
高等部の生徒さんが日々感じている世界のすがたを、鑑賞者が視覚的に追体験できる素晴らしい作品でした。
会場を一周し二周し、遠くから近くから52点の作品を鑑賞しました。
元旦の地震を知らない去年の生徒さんとその作品が、地震後の世界に生きるわたしの背中をたしかに押していました。
4月20日(土)・21日(日)、エレファース絵画展を開催します。
多くの生徒さんが参加されることを、また、多くの方が来場くださることを願っております。
◇ワンポイント・メッセージ◇
絵画の力、芸術の力。見て、触れてこそ、分かるものですね。出来事の只中では、その力は“はかない”ものかもしれません。しかし、徐々に復興へと向かうその時には、気持ちを起こし、心を支え、力となり得るものなのではないでしょうか。