発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4611.~豊富な語彙で~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「主な?」(1月25日)

おはようございます。武蔵境教室の小泉です。

Aくんと漢字の読みに取り組んでいたときのことです。

「主な材料」の「オモナ」を読む問題に、Aくんは「ヌシ」と読みました。

「ヌシを知ってるんだね。すごい。でもこれはオモって読むんだよ」

「おもにってどういうこと?」

(なんて説明したらわかってもらえるかな)と講師が考えている間に

「メインてこと?」

「そうそう。まさにそれ」びっくりして手を打っていました。

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

講師も説明に頭をひねってしまうところ、「主な材料」⇒「メインの材料」と、Aくんの言い換え、すばらしかったですね!辞書で調べてみると「中心的な」「重要な」とあります。でも、「メイン」という方が日常語としてピッタリですね。Aくんは生活の中でいろいろな言葉を耳にしているのでしょう。「子どもには分からないだろう」と限られた言葉で話しかけていると、子どもの語彙は増えません。「分からない」と決めてしまわずに、豊富な語でゆっくり丁寧に話しかけてあげると、言葉は子どもの中で生活のさまざまな状況にフィットしたものとして育っていきます。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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