発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

3605.~興味をもって~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「歌唱造形:メガロドン」(10月28日)

おはようございます。西国分寺教室の山下です。

歌唱造形では、さまざまな題材を楽しく絵描き歌で学びます。

AくんとBくんは、ともに同学年(学校は別)の小学生。しかし二人の好みは全然違います。

Aくんは新しくて刺激的で強いものに憧れがあるようで、好きなアニメは「ゾイ」ドです。

同じような好みからお気に入りの歌唱造形は「メガロドン」。

既に何回も取り組んでいて描き慣れた題材、短時間で豪快に描き上げます。

Aくんの授業の後に、Bくんの授業が続きました。

その日はたまたま学校で「因幡の白兎」(出雲神話)の物語を国語の授業で聞いたようで、「わに」に興味を持っていました。

お話の後半では残酷な「わに」ですが、はじめは兎に騙される「わに」がどこか“まぬけ”な感じで、

そこにBくんは共感したようです。

「“わに” の絵を描きたい」。彼のリクエストに応えて歌唱造形「ワニ」を再生すると、その愉快な曲調にBくんも講師も笑顔で聞き入りましたが、曲が一旦、終わると、

「これじゃない、日本の“わに”」・・・彼にそう言われて、

「あ、そうか! こっちね!」と、すぐに「メガロドン」を再生しました。

「そう! これこれ!」と満足そうに、にっこり笑って描き始めるBくん。

日本の“わに”=「フカ」=鮫だったんですね。

 

◇ワンポイント・メッセージ

歌唱造形に、♪「メガロドン」ってあったのですね。・・・でも思い出しました、埼玉県長瀞にある県立自然の博物館で巨大な復元模型を見た時に、驚きと感動をもって創作したのでした。数百曲もあると、忘れてしまっているものもあります。初代、2代目と絵描き歌を創り続けて、彼此そんな作品数に及んでいます。何かに出会ったり、話題のものがあったり、生徒さんからのリクエストがあったりすると創作したくなり、どんどん増えて今に至っています。それにしても♪「メガロドン」、Aくん、Bくんがそれぞれに楽しんで取り組んでいらっしゃるのは、とても嬉しいことです。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース) 

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