3604.~授業を組み立てる~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「キャンディボックス」(10月27日)
おはようございます。 相模原教室の臼井です。
小学生のYさんは、工作が大好きです。原型に、オリジナルのアレンジを加え楽しんでいます。
たとえば、ハロウィンのキャンディボックス。
元にはないリボンや蜘蛛の巣の装飾をし、素敵なキャンディボックスが完成しました。
すると、Yさん、「中に入れるキャンディも作りたい!」とのこと。
セロハンと丸めたティッシュで、色とりどりのキャンディを作りました。
さらに、そのキャンディを使って、買い物ゲームをしました。りんご味は100円、メロン味は140円……。
算数が苦手なYさんですが、頑張って代金とお釣りを計算していきます。
「買ったものは、この箱に入れて持ち帰れることにしよう!」
先ほど作ったキャンディボックスに、商品を入れてくれました。
ただし、ボックスは有料とのこと。
改めて代金を計算し、無事買い物を終えました。
工作も遊びも勉強も、素敵なアイディアでより楽しいものに変えてしまうYさん。
講師も毎回の授業を楽しみにしています。
◇ワンポイント・メッセージ
「ボックスは有料」だなんて、実生活が反映されていますね。数の獲得は、実際に体験することから始まります。それも楽しく行うことで一層効果は高まります。授業時間をうまくスケージュリングし、通常級の学習とこうした基礎学習とをバランスよく組み合わせて毎回の授業を効果的に組み立てていってください。