発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4793.~講師も楽しむ~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「講師のモットー  授業に変化を!」(8月24日)

おはようございます。朗豊ゼミナール 相模原教室の井上です。

小学4年生のKさんは角度の問題に苦戦していました。

とくに2種類の三角定規を重ね合わせた角度の問題に首をかしげていました。

どうすればいいのだろうという迷いの心境になっていたと思います。

そこでいつもなら30度定規と45度定規を取り出して、

例えば、30度と45度を合わせてみせて75度だねと言って終わるのですが、ここで“待った”です。

「授業に変化をモット―」としている講師は、違うことをして見せます。

講師は生徒のお母さまからKさんが折り紙好きだと伺っていたことを思い出しました。

「折り紙してみようか」Kさんの目が輝きました。

もちろん、動物を折ったりするわけではありません。

折り紙で2種類の三角定規を作るのです。

Kさんも一緒にやってみたいというので色違いを2枚渡しました。

講師の真似をして折ってみせたKさん。

講師よりもはるかに上手です。

「先生だめね」なんて笑われながら、二人で折り紙の三角定規に角度を書き入れるところまで終了しました。

気がつくとKさんは、”折り紙のKさん”から“算数のKさん”に戻っていました。

折り紙の三角定規はその後も大活躍です。

「ここの角度とここの角度を合わせると、150度だ、わかった」。

授業が終わると、Kさんは自作の三角定規を手放さずににこにこしながら言いました。

「もう三角定規の問題はだいじょうぶだよ」。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「授業に変化を!」、すばらしい心がけです。講師が授業の工夫を楽しめれば、生徒さんもきっと課題を楽しめます。「・・・、150°だ、わかった」「もう三角定規の問題はだいじょうぶだよ」、生徒さん自身からこんな言葉が出てきたら、授業は大成功です!

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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