発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4843.~常に、学ぶ~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「これぞ学習!」(10月22日)

おはようございます。朗豊ゼミナール 三鷹教室の井上です。

漢字の学習中に、小6のTくんが素朴な疑問をつぶやきました。

「先生、一つの漢字に部首の候補が二つあったら、どちらになるの」と。

講師は、

「たとえば、どの漢字」と聞きました。すると、

「聞。部首は耳(みみ)となっているけど、門がまえではないの」と不思議そうに聞いてきました。

「確かにどちらとも取れるね。ヒントを言うと、聞くのは耳で聞くよね。だからこの場合は門構えは取らずに、耳になるんだよ」。

T君は、

「へえー、そうなの」と驚いたように講師の方を見ました。

Tくんを見ててすごいなと思うのはこの後です。

そこには、すぐさま他の漢字でもそれを応用しようとしているTくんの姿がありました。

この姿勢にはとても感心させられます。

Tくんは、

「問はどうだろう。調べてみよう」と言いながら調べていました。

調べ終わると、

「部首は口(くち)になっている。そうか、問うのは、口で問うからだ。これは面白いぞ」と言いながら、他の漢字も二通りの部首の候補が考えられるのをピックアップして、これはこうだからとまず予想を立ててから確認していました。

まさに好奇心旺盛ですね。これぞ学習ということですね。

ややもすれば単調になりがちな漢字の学習ですが、Tくんは今、興味を持って漢字学習に取り組めているようです。

 

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

質問ができる、ということは分かっている証拠。その上で、Tくんの質問は、的を得ていますね。「聞」の中の「門」が【音符】、「聞」の中の「耳」が【意符】。漢字の部首のルールでは、「意符」と呼ばれる部分が部首になる!!改めて調べて、学びました。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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