4720.~単位を体得~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「先生を測る!」(5月31日)
おはようございます。Elephas東中野教室の安齋です。
小3のMくんは、好奇心旺盛で物知り屋さんです。
「いろいろな物を測って順位をつけてみよう」という「長さ」の授業を行いました。
実際に測る為に、17cm定規・30cmものさし・巻き尺を用意しました。
単行本や鉛筆、机など、自らそれにあった用具を使って測り、調査用紙に記入していきます。
自分で実際に測り、目でみてサイズ感を確かめる。実物で測り方も覚えていく。
目盛りの読み方も回数を重ねていくうちに正しく読めるようになってきました。
具体的な物を使っての繰り返しは大事です。
途中で「先生、測れないものでも書いていい」と聞かれ、
「OK」と答え用紙を見ると「エッフェルとう 330m」と書かれていました。
「大きすぎちゃうけど1位!」と。さすが雑学王。
最後に「先生を測る!」と言って巻き尺で肩幅を測ってくれました。
笑いながら「29cm!」
「おいおい、そんなに細いのかい?」
Mくんは実際の長さはわかっていて、講師を気遣ってくれたのですね。
◇ワンポイント・メッセージ
実に楽しそう! 講師とのこんなやり取りで、測ることが大好きになってしまったのでは。“楽しさ” “面白さ”は、理解度をグンと増してくれます。「おもしろい面白い」「たのしい楽しい」と吸収されたことは、定着も高まることでしょう。いろいろなものの長さを測ることをたくさん行ってみましょう。長さをはじめ、単位の感覚は日常的に使ってこそ、体得されます。