4196.~苦手にな課題にも~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「集中力」(9月29日)
おはようございます。国分寺教室の萱沼です。
Sさん、小学校5年生。
学校では、分数の掛け算・割り算を学習中です。
「あっ、ここがわからない」。
「帯分数のところね。まず仮分数に直して、次に掛け算はそのまま掛けて割り算は…」
途中でわかったところで、Sさんは黙々と問題を解き続けました。
残らず解いてしまうまで、講師は口を挟まずに見守りました。
すごい集中力です。
そしてついに、最後の一問まで解き終えてしまいました。
集中力がついてきたSさん、これからの学習の伸びがとても楽しみです。
◇ワンポイント・メッセージ
分からないところを伝えられる、そして分からない課題にも取り組もうとする、Sさんのその姿勢はすばらしいですね。講師の説明を聞くこともでき、説明を理解して、黙々と取り組む。できそうで、なかなか難しいことです。これは、講師との安心感の表れでもあります。時に、できない自分を決して見せたくなくて、できない課題は避けてしまったり、講師の説明を聞くのも拒んでしまったり、というケースもあります。しかし、そんな生徒さんも、学習の回数を重ねるにつれ、自身の持てる課題ができていると態勢は変わってきます。