極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

彼女は存在しない 浦賀 和宏作 幻冬舎文庫

2013-06-18 19:31:31 | BOOKS
彼女は存在しない (幻冬舎文庫)
浦賀 和宏
幻冬舎



 平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める…。同じ頃妹の度重なる異常行動を目撃し、多重人格の疑いを強めていた根本。次々と発生する凄惨な事件が香奈子と根本を結びつけていく。その出会いが意味したものは…。


 実はこの文庫、初版が出たのが2003年10月で、なぜかしら本屋さんで新刊扱いみたいなかんじで平積みされていました。既刊本をまた売ろうとする出版社の営業努力は認めたいと思います。

 あまり書くとネタバレになってしまいますが、「多重人格もの」です(笑)ま、これはネタバレしてもいいでしょう。なかなかおもしろく読ませてくれますが、途中からどことなく(伏線も張ってあるので)真相が読めてきます。

 で・・・一番残念なのは、真相がわかっただけのお話ってことですね(笑)
今後どうなるか明るい展開もありません。二度読めばまた違う楽しみもあるのでしょうが、二度読む元気もありません(笑)
 また、多重人格ものということもあって、これは映像化がちょっと無理でしょう。

 個人的には1980年代のPOPSがたくさん出てきたのは嬉しかったです(笑)1980年に発売された坂本龍一のALBUM「B-2 Unit」などが出てきた時には、「w( ̄o ̄)w オオー!作者は私と同世代?」などと思いましたが、調べたら18歳も年下でやんの(笑)YMOの熱狂的なマニアだそうです(笑)

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