チェンジング・レーン (2002) CHANGING LANES 98分

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　ニューヨーク・マンハッタン。渋滞するハイウェイの中、若手敏腕弁護士のギャビン・パネックは重大な案件のため、裁判所へ急いでいた。一方、隣の車線を走るドイル・ギプソンは、アルコール依存症で妻子と別居中。カウンセリングによって依存症から立ち直り、彼もまた親権をめぐる裁判出廷のために裁判所へ向かっていた。そんな時、先を急いでいたギャビンが突然車線変更したため、隣のドイルの車と軽い接触事故を起こしてしまう。慌てていたギャビンは、非を認めつつもギブソンの示談の申し出を無視して白紙の小切手を一方的に渡してその場を去ってしまうのだが…。


ＤＶＤ　★★★☆

　久々にこの映画を見ました。公開当時映画館に見に行ったんですが、そのころはまだブログをやってなかったもんで、感想を書いてない映画の一つです。

　最近あまり見かけなくなったんだけど、ベン・アフレックはこの当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったなぁ・・・1998年の「アルマゲドン」から2004年の「世界で一番パパが好き」までは本当に出まくってたなぁ・・・まだ36歳なんだけどなぁ・・・

　まあ、子役出身だし、若くしてアカデミー賞最優秀脚本賞をマット・デイモンとともに受賞したしなぁ。最近では「スモーキンエース　暗殺者がいっぱい」くらいなもんで、ちょっとさびしいかもね。

　共演のサミュエル・Ｌ・ジャクソンはホント役者馬鹿だよなぁ。で、毎回違う演技を見せてくれて、主人公も敵役も脇役もなんでもそつなくこなせちゃうしなぁ・・・で、もう還暦だって。役者に年齢はないんだけど、よく考えたらこの映画を見てても、二人の年齢差が24歳も違うようには見えないんだよね。日本では考えられないでしょ？この年齢差で「タイマン」張るような映画って（笑）

　で、この映画は、見ててだんだん悲しくなるのね。
ちょっとした心のすれ違いでなんでこんな風になっていくんだろう。
確かに二人ともそれぞれの事情で急いではいたけれどさ。もちろん最後は「お約束的」にハート・ウォーミングなエンディングを迎えるんだけどね。