1957年、ロンドン。夫を戦争で亡くした家政婦のミセス・ハリスは、ある日働き先の家で1着の美しいドレスと出会う。それは、彼女にとっては驚くほど高価なクリスチャン ディオールのドレスだった。しかし、そのドレスにすっかり心奪われたミセス・ハリスは、絶対にディオールのドレスを買うと心に決め、どうにかお金を工面すると、たった一人でパリへと向かう。しかしようやく訪れたディオールの本店では、オートクチュールを注文しに来たお客と思われず、マネージャーにまるで相手にしてもらえないミセス・ハリスだったが…。
WOWOW ★★★★
概要文にも書いたように、ロンドンの未亡人家政婦さんがディオールのドレスに魅せられて、頑張ってお金をためて(500ポンド)パリにドレスを買いに行くと言うお話なんだけど、これが主演のレスリー・マンヴィルの魅力でとてもいい感じに見せてくれます。
レスリー・マンヴィルは今年67歳。とてもコケティッシュ(死語?)な可愛らしい女優さんです。かのゲイリー・オールドマンとも結婚していたとか。最近では「ファントム・スレッド」で ダニエル・デイ=ルイス演じる主人公のお姉さん役で好演しています。
ディオールのマネージャーを演じるのは、「ピアニスト」「エル ELLE」で強烈な演技と色気を見せてくれたイザベル・ユペールで、彼女は今年70歳。。。それがとても若く見えるんですね。55歳位には見えるかも。で、ディオールのマネージャーという悪役(?)をとても見事に演じています。ラス前にはとてもいい感じの演技も見せてくれますし。
いずれにせよ、「夢」のようなお話ですが、レスリー・マンヴィルを見ているだけで幸せな気分に慣れますよ。
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