![]() | 鑑定士と顔のない依頼人 [Blu-ray] |
クリエーター情報なし | |
Happinet(SB)(D) |
一流の美術鑑定士にして、カリスマ的オークショニアのヴァージル・オールドマン。極端に人間嫌いで独身を貫く彼が唯一愛情を注ぐのが、女性の肖像を描いた名画たち。これはと思う肖像画が出品されると、相棒のビリーを使い、不正な手段で自分のコレクションに加えてしまうのだった。そんなある日、彼のもとに、亡くなった両親が遺した家具や美術品の鑑定をしてほしいという若い女性からの依頼が舞い込む。ところが依頼人は、決してヴァージルの前に姿を見せようとはしなかった。憤慨するヴァージルだったが、依頼人の屋敷である歴史的名品の一部とおぼしき部品を発見してしまい、この依頼を引き受けずにはいられなくなる。そして屋敷に通ううち、姿の見えない依頼人に少しずつ興味を抱き始めるヴァージルだったが…。
WOWOW ★★★☆
「ニューシネマパラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作品です。概要文で途中まではめちゃ面白いって書いたのですが、この映画のヒロインはとある事情で劇中姿を表さないんです。で、ネタバレになりますが、話半ばで姿を見せるわけで。
で、そこからがちょっとテンション落ちるんですね(笑)劇中のジェフリー・ラッシュ演じる主人公はその美しさにテンションが上がるのでお話としてはいいのですが(笑)
正直言えば、ジェフェリー・ラッシュはやはりちょっと年を取り過ぎているって感じるところです。いくらなんでも親子以上に年の離れた女性との恋愛って無いよなぁ・・・って思ってしまいます。50過ぎくらいまでですね。もちろん彼の演技はとてもうまく、一流の鑑定士がボロボロになっていく様がなかなか良かったのですが。
ジェフェリー・ラッシュの仕事仲間でドナルド・サザーランドが出ています。この映画撮影時80前ですが、老いてなお盛んってかんじで、息子のキーファーに負けていませんね。
色気のある良質なサスペンスなのでちょっと大人の世界を垣間見るって感じの映画です。
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