極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

DS文学全集に挑む 4

2007-12-07 19:40:49 | DS文学全集
 有島武郎の「或る女」でめげてしまい、残念なことにこの作品はパス(爆)
当時としては「翔んでる女(ってのもほとんど死語ですね)」って感じなんですが、結局はやはり明治時代のお話・・・やはりそこには女性差別って言うか、今の時代では到底考えられないような「オチ」みたいです。あらすじだけ読みました(笑)


 ってことで・・・今回は「泉鏡花」です。ちょっと略歴を

 1873年(明治6年)11月4日 - 1939年(昭和14年)9月7日)は、明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家である。本名、鏡太郎。金沢市下新町生れ。
尾崎紅葉に師事し、『夜行巡査』『外科室』で評価を得、『高野聖』で人気作家になる。江戸文芸の影響を深くうけた怪奇趣味と特有のロマンチズムで知られる。また近代における幻想文学の先駆者としても評価される。代表作に『婦系図』『歌行燈』『夜叉ヶ池』など。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ってことで、今回は「外科室」「高野聖」です。

☆外科室 1895年
 吉永小百合と加藤雅也の主演、監督が坂東玉三郎の映画を見ていたので、とっつきやすかったです。が、まさか原作がこんなに短いものだとは(笑)
「文語体」で書かれ、登場人物の会話が「口語体」ってのも面白かったです。
ストーリーは本当に単純なんですが、このヒロインの気持ち・・・すごくよく分かります。確かに麻酔を施すと、訳の分からないことを口走ることがありますし、私などは麻酔以前に「寝言」でいらんことをいいそうでとても怖いです(笑)


☆高野聖 1900年
私はこの作品の舞台がもっと昔のお話だと思っていました。若狭へ帰省する青年が旅先で会った「高野聖」から彼が若かった頃の修行中のお話を聞く形なので、本当の舞台は江戸時代後期かもしれませんが。
 で・・・映画にしてほしい作品です(笑)もちろんR15もしくはR18指定で(笑)50年ほど昔に月岡夢路主演で「白夜の妖女」って作品があったみたいですが、この題材をどうして映画にしないのかな?( ̄~ ̄;) ウーン見てみたい(笑)
 お話の内容はね・・・
うん、すごくエロいんだけど、難しすぎてあまり興奮できなかった(爆)

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