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修善寺温泉　静岡県　温泉グルメ旅

2023-12-19 11:17:57

　弘法大師が開湯したと伝わる伊豆最古の温泉。桂川沿いに約1kmに渡って温泉街が続き、落ち着いた雰囲気が漂います。

「独鈷の湯」は、修善寺温泉発祥の温泉

807年に修善寺の地を訪れた空海（弘法大師）は、桂川で病気の父の身体を洗う少年の孝行の心に打たれ、持っていた独鈷杵で川の岩を打ち、霊泉を湧き出させたといいます。これが今も温泉街の中心にある「独鈷の湯」です。古来から湯治場として親しまれ、かつては「独鈷の湯」を含め、桂川沿いに7つの外湯がありました。

桂川沿いの風景に、日本の美を感じる

「伊豆の小京都」と呼ばれる修善寺温泉。歴史と情緒漂う温泉街が、狩野川支流の桂川に沿うように、約1km続いています。桂川には朱塗りの欄干を持つ5つの橋がかかり、紅葉や竹林の景色と相まって日本の美を感じさせます。途中、川沿いの足湯に浸かりつつ、時間をかけて温泉街を散策するのがおすすめです。

修善寺温泉の泉質・効能

修善寺温泉の泉質は、無色透明、無味無臭の単純温泉で、冷え性や関節のこわばりのほか、自律神経不安定症、不眠症などに効能があります。またph8.5のアルカリ性のため、古い角質を落とすクレンジング効果があり、美肌の湯ともいわれています。

修善寺温泉へのアクセス

住所　〒410-2416静岡県伊豆市修善寺

電車　伊豆箱根鉄道修善寺駅からバス約8分、修善寺温泉下車

自動車　新東名高速道路長泉沼津IC・東名高速道路沼津ICから車で約30分

～　おすすめの温泉旅館　～

愛犬と楽しむ本格会席と源泉の湯　伊豆修善寺　絆＋

愛犬と一緒に愉しめる伊豆会席料理が自慢の湯宿
伊豆最古の名湯・修善寺温泉に立ち、“愛犬と愉しむ本格会席と源泉の湯”で知られる温泉宿。ドッグランを屋内外に備え、ベッドでも布団でもどこでも一緒に過ごせる寛容さと、においや毛を残さない徹底した清掃を貫いている。客室は、離れの特別室を含む6タイプ17室。すべてが数奇屋造りの純和室だ。大浴場や離れ特別室などで堪能できる温泉は、源泉掛け流し。ロビーでは日本庭園を眺めながら足湯も愉しめる。料理は、伊豆会席を部屋食で提供。静寂な空間で、愛犬を傍らに旅情をゆっくりと味わいたい。

住所　静岡県伊豆市修善寺3372-1

TEL　0558-79-3722

アクセス　電車：伊豆箱根鉄道駿豆線修善寺駅から車で約15分車：修善寺道路・伊豆縦貫自動車道・天城北道路修善寺ICから約5分

公式HP　https://kizuna-shuzenji.com/

チェックイン15:00　チェックアウト10:30
お風呂情報

温泉、源泉掛け流し、露天風呂付客室、露天風呂、大浴場

～　おすすめのグルメ・観光スポット　～

伊豆の山の幸といえば、しいたけとジビエ料理

伊豆市はしいたけの原木栽培発祥の地で、修善寺には「しいたけ蕎麦」や「しいたけうどん」の美味しい店が数多くあります。また、伊豆市のジビエといえばイズシカ（鹿肉）とイズシシ（猪肉）。独特の臭みはなく、熟成された旨味があり、さまざまなジビエ料理が提供されています。

旬魚旬菜肴めし和

駿河湾の幸を活かした本格的な寿司と料理
伊豆・修善寺観光の際に立ち寄りやすい、下田街道沿いにある「旬魚旬菜肴めし和」。経験豊富な職人が握る本格寿司をはじめ、駿河湾の地魚を使った多彩な料理が味わえる。

6種類から選べるランチは、すべてサラダ・茶碗蒸し・お吸い物・デザート付き。ディナーは、握りの8貫と10貫が人気で、季節の食材を使った天ぷらや伊豆の美味を活かした一品料理なども楽しめる。

広々とした店内は、ゆったりと食事ができる落ち着いた雰囲気。大小個室も完備し、団体客にも対応する。不定期開催の寿司職人がレクチャーする料理教室も好評。

住所　静岡県伊豆市瓜生野216-7

TEL　0558-72-7029

アクセス　電車：伊豆箱根鉄道駿豆線大仁駅より徒歩約13分、車：修善寺道路大仁南ICより約20分

公式HP　https://nagomu-sushi.com/

営業時間　昼：11:30～14:00、夜：17:00～21:00

定休日　水曜日

平均予算　昼：1,000円～2,000円、夜：1,200円～5,000円

席数　40席（カウンター：8席）

駐車場　30台

修善寺の地名の由来となった「修禅寺」と「竹林の小径」

修善寺の地名の由来となった古刹「修禅寺」は必見。手水舎の龍の口からは温泉が流れています。修善寺温泉の中心を流れる桂川に沿って整備された遊歩道「竹林の小径」もまた、ぜひ足を運んでほしいスポット。日没後はライトアップされ、昼とは異なる表情を見せてくれます。

修禅寺

修善寺温泉街の真ん中にあり、修善寺の地名の元にもなった寺です。平安時代初期の大同2年（807）、弘法大師の開基と伝え、鎌倉時代に北条氏が帰依したことから寺運隆盛となり、堂塔つらなる大寺となりました。

一方、建久5年（1194）源範頼は兄将軍頼朝の猜疑をうけここに幽居、梶原景時に攻められて自刃しました。また、頼朝の長子で2代将軍頼家は、母政子と祖父北条時政の謀略により幽閉され、元久元年（1204）入浴中に暗殺されるなど、源氏一族の骨肉相は悲劇の舞台となり、源氏滅亡の場として歴史にその名を残しています。