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エリンギと長ネギのスタミナダレ焼き

健康づくり にんにく料理レシピ


人気な食材『エリンギ』を、『ニンニク』と辛味の効いた『スタミナダレ』で炒めてビールがゴクゴク飲めるおつまみにしました。エリンギのシャキシャキとした歯応えとジューシーさがたまらない!切って和えて焼くだけのスピードおつまみです。

材料 <2人分>

エリンギ 3本
長ネギ(白い部分) 10cm
万能ネギ(小口切り) 2本分

<スタミナダレ>

ニンニク(すりおろし) 1片分(チューブでも可)
ショウガ(すりおろし) 1片分(チューブでも可)
豆板醤 小さじ1/2
酒 大さじ1
醤油 小さじ2
砂糖 小さじ1
炒りゴマ(白) 大さじ1
ゴマ油 大さじ1

作り方

1 エリンギは石づきを取りひと口大の斜め切りにする。長ネギも斜め切りにする。ボウルにスタミナダレの材料を入れて混ぜ、エリンギと長ネギも入れて和える。

2 フライパンを強めの中火で温めStep1を入れ一気に炒める。皿に盛り付け万能ネギを散らす。

ポイント

※タレを絡めるとエリンギから水分が出るのでいただく直前に和えて炒めましょう。

ひとことコメント
辛味は豆板醤を使っていますが一味唐辛子や韓国産唐辛子でも代用出来ます。

食材の栄養と効果効能

ニンニク

中央アジア原産のユリ科ネギ属の多年草。ニンニクは紀元前2世紀に中国に渡り、日本へは平安時代に伝わったと言われています。昔から、疲労回復や強壮効果があることで知られ、地下の球根(鱗茎)部を食材や香辛料、エキスを抽出しサプリメントなどに用います。

カロリーは100gあたり・・・(りん茎、生)134kcal

成分としては、タンパク質、炭水化物、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マンガン、亜鉛、マグネシム、セレン、リン、モリブデン、食物繊維などを含みます。

ニンニクを調理すると、アリインという成分が酵素のアリナーゼと作用して、臭気の元になるアリシンという成分に変化します。このアリシンには強い抗菌・抗カビ作用や抗酸化作用があり、食中毒の予防、感染症の予防、動脈硬化の予防、がん予防などに効果があります。

また、糖質をエネルギーに分解するときに重要なビタミンB1とアリシンが結合すると、体内に吸収されやすいアリチアミンという物質に変化します。これは活性持続型B1とも呼ばれ、すぐれたスタミナ源となります。更にニンニクに含まれる特殊な成分のスコルジンには、新陳代謝を活発にする作用や末梢神経系を拡張して血液循環をよくする作用があります。

アメリカの国立がん研究所が中心になってまとめた、天然の植物中に存在する、がん抑制作用がある食品(デザイナーフーズピラミッド)の中でニンニクはトップクラスに入っています。

効果効能
滋養強壮、疲労回復、血行促進、冷え性の改善、食欲増進、風邪の予防、がん予防、抗菌作用。

注意点
刺激が強いので多量に摂取すると胃を痛めます。血液凝固系に障害のある人は避ける。 

エリンギ

カロリーは100gあたり・・・(生)24kcal

成分としては、水分が87.5%、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)ビタミンD、カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、セレン、食物繊維などを含みます。

エリンギの特徴は食物繊維が豊富なこと。(さつまいもの約2倍) 含まれる食物繊維はそのほとんどが不溶性なので、大腸で水分を吸収して便のかさを増やし、腸壁を刺激して蠕動運動を促してくれます。また、不溶性食物繊維は腸内の有害物質を外へ追い出す働きが水溶性食物繊維より強いので、大腸がんの予防にも有効です。

ミネラル類ではカリウムがとても豊富。カリウムは100gあたり460mg含まれ、これはキノコ類の中ではトップです。カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので高血圧の予防改善に有効です。

キノコ類は総じて低カロリーですが、エリンギは肉厚で適度な弾力もあるので、ダイエット食にも向いています。

効果効能
高血圧の予防、整腸作用、便秘の改善、ダイエット。

葱(ねぎ)

カロリーは100gあたり・・・(根深ねぎ、生)28kcal、(葉ねぎ、生)31kcal

成分としては、水分、糖質、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、硫化アリル、食物繊維などを含みます。

ネギの刺激成分である硫化アリルには、血液を固まりにくくする作用があるので血栓予防に効果があり、他にもコレステロール低下、血糖値抑制作用、殺菌効果などがあります。また、硫化アリルは糖質をエネルギーに分解するときの補酵素となるビタミンB1の吸収率を高める作用があるので、間接的にスタミナの強化や疲労回復効果が期待できます。この硫化アリルは玉ねぎ、ニンニク、ニラなどにも含まれています。

βカロテン、ビタミンC、ビタミンKはネギの青い部分に多く含まれるので、葉ネギは根深ネギよりβカロテンが157倍、ビタミンCが4倍、ビタミンKが17倍多く含まれます。ビタミン・ミネラル類では葉ネギに軍配が上がりますが、硫化アリルに関してはネギの白い部分に多くふくまれているので、根深ネギの方が豊富です。

民間療法として、きざんだネギを部屋に置くと寝付きが良くなるという話や、硫化アリルは脳の中枢神経機能を正常に保つビタミンB1の吸収を高めるので、ネギを食べるとイライラなどが解消して不眠に効果があるとされている。

効果効能
免疫力向上、滋養強壮、疲労回復、血行促進、動脈硬化の予防、血糖値の改善、血栓予防、殺菌作用、不眠症の改善。

注意点
抗凝血薬、糖尿病薬の作用を強める可能性がある。 

生姜(しょうが)

カロリーは100gあたり・・・(生姜、根茎、生)30kcal、(葉生姜、根茎、生)11kcal

成分としては、水分、糖質、ビタミンA(βカロテン、αカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、食物繊維などを含みます。

ショウガはビタミンやミネラルの含有量はわずかなので栄養素的な期待はできません。しかし、それを上回る薬効が辛み成分や香り成分に含まれています。辛み成分のジンゲロールやショウガオールには、血行促進作用、消化促進、殺菌作用があり、香り成分のジンギベロールには、消炎、消臭、解毒作用などがあります。また、ドイツの薬用植物評価委員会では、乗り物酔いに対しての使用を承認しています。

中国では「飯不香 食生姜」(食欲がない時は生姜をたべよ)ということわざがあるほど、生姜は胃腸の調子を整え、食欲を増進させる効果があるとされている。

アメリカの国立がん研究所が中心になってまとまられた、天然の植物中に存在する、がん抑制作用がある食品群のリストで、ショウガは上位にランクインしています。

効果効能
風邪の諸症状の緩和、血行促進作用、冷え性の改善、消炎作用、殺菌作用、健胃、食欲増進、消化促進、がん予防、乗り物酔い。

注意点
多量に摂取すると胸焼け、腹部の不快感、下痢などが起こる。

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