中世西ヨーロッパのロマネスク建築を思わせる家
ロマネスクとはローマ風という意味を持っており、10世紀後半にフランスや北イタリア、ドイツではじまり、ヨーロッパ各地に広まっていったのがロマネスク建築です。
とりわけ、11世紀から12世紀にかけて建てられたヨーロッパの教会や修道院にロマネスク建築の特徴を持つ建物が多数見られます。
ロマネスク建築は、必ずしも一定のルールをもつものではなく、スタイルは地域によって異なります。
一般に厚い壁や小さな窓、半円アーチなどが特徴。
代表的なロマネスク建築の例として挙げられるのが、イタリアにあるピサ大聖堂。
ピサといえば斜塔で有名ですが、ピサのドゥオモ広場に建てられた複数の建築物の中核をなすのが大聖堂です。
ロマネスク建築とはいえ、ローマ時代の建築様式やビザンティン文化(東ローマ帝国)の影響も受けており、さまざまな時代の建築様式が融合したユニークな建物です。
堺・野尻町 2019/06/01
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