情報化社会で現代人の脳はお疲れ気味 脳疲労

最近「いくら休んでも疲れている」という人が増えています。その原因は肉体の疲労ではなく、脳が疲れているからと言われています。原因や症状、解決方法など、今回は脳の疲労についてご紹介します。
疲労とは?
疲労とは何でしょうか?日本疲労学会では「過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」と定義されています。同時に疲労は、痛みや発熱と並んで「人間の生態アラーム」つまり「これ以上無理な状態を続けると、体に害が及びますよ!だから一旦休みましょう」という警告のひとつと考えられています。
あふれる情報で脳が疲労

肉体だけではなく、脳も疲労します。脳疲労は自律神経の働きを乱して、身体にも悪影響を及ぼします。脳疲労の引き金になるのは膨大な情報量。スマートフォンやパソコン、テレビからたくさんの情報が脳に入り、その情報を処理するために脳がフル稼働となり、疲労を引き起こすのです。
脳疲労のチェックポイント

「やる気が起こらない」「集中できない」など、何となく感じる違和感は、あなたの脳が疲れている証拠かもしれません。以下の項目をチェックしてみましょう。YESという項目が多いほど脳が疲れている可能性が高いと言えます。

毎日のメンテナンスで脳を元気に!
脳疲労は筋肉痛などのように痛みを感じることはありませんが、放置しておくと体の不調を招きます。以下の方法も試してみながら、こまめに脳をリセットしていきましょう。
①1日に30分ほどの無心になれる時間をつくる
情報を脳に入れない時間をつくりましょう。それが難しい時は、自転車に乗ったり散歩をしたりしながら1・2・1・2とリズムを取ると無心になれます。また皿洗いやお風呂掃除などの単純作業に没頭するのも GOOD!このほか、瞑想の時間を確保するのもおすすめです。
②あえて手間のかかる方法を選ぶ
メールではなくあえて手紙を書く、ネットで調べるのではなく図書館へ行って調べるなど、便利な方法でサッと情報を手に入れるのではなくあえて手足を動かし、その作業を楽しむよう心掛けましょう。
③ 脳によい栄養素を摂る
鶏むね肉やマグロに含まれる、イミダペプチドは脳の疲れを取り除く良質な疲労回復成分と言われています。また肉体疲労にも効果があるクエン酸、ビタミンB群、鉄、オメガ3系の脂質(DHAやEPA)も積極的に摂るようにしましょう。
④睡眠を上手にとる
良質な睡眠のためには、入眠前の環境が重要です。なるべく静かにして光を遮断して明る過ぎない照明を使用しましょう。入眠前は、テレビ、スマホから発せられるブルーライトを避け、目から刺激が入らないようにしましょう。
毎日を、充実した気持ちで過ごすためにも、脳のコンディションを健やかに保っていきましょう。
※ ハウスダイレクト 活きいき便り Vol.114 3月号
の掲載記事から引用しました。参考になれば幸いです。
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