昨日(8日)は久しぶりに一日中さわやかな秋晴れ!
絶好の森山日和のもとで『もっと森山をもりあげ隊主催の森山定期登山』をおこないました。
朝9時、森山岡本登山口。
簡単な開会行事と準備運動!
全国的にクマの出没情報が増加していて、ここ森山周辺でも目撃情報が寄せられ実際に捕獲もされています。
これまで、県の職員を招聘しクマに関する講習会を2回開催してきた我らは、クマ対策として
森山のクマさんはさぞや迷惑だったでしょう。
ここからクマの領域にお邪魔します。
自然観察はいつもと同様に♪
季節の花 ツリガネニンジン
上りは第3高地経由ルート!
第3高地(200ⅿ)からの眺望。
鳥海山(2236ⅿ)が見えますね!
ここ第3高地から目的地である第2高地(285m)へは、いったん少し下ってからググっと登ります。
左手(西側)→広葉樹林
右手(東側)→秋田杉の林
夏でも涼しい風が吹き抜ける尾根道なので『涼風の尾根道』と名づけました!
そこを抜けると
真上に第2高地の無線中継アンテナが見えてきますよ~!
そして、森山第2高地到着です!
湖東平野に突如そびえる独立峰の森山は
低山でも、
南→秋田市街地~鳥海山
東→出羽丘陵~森吉山
西→八郎湖~大潟村~男鹿半島の山々&日本海
北→白神山地~空気が澄んだ日には津軽富士岩木山も
まるごと秋田県(一部青森県)を見渡すことができます。
稲刈りがまだの田んぼ
稲刈り後間もない田んぼ
稲刈りから時間が経ち、刈り取った稲の株から生える若芽である『ひこばえ』で鮮やかな緑色の田んぼ
いろいろあって、湖東平野はパッチワークのよう。
この時期限定の眺めです。
集合写真を撮ったら
さあ、下山開始ですよ~!
下りは、森山正面をまっすぐ下りる急登『岡本コース』(黄色が岡本コース、ピンク色:3高地ルート)
キツネノチャブクロ
途中まではのんびり森山の自然に触れながら進んだのですが...
喰われた栗の実!
そして、その近くには
まだ新しい、クマのウンコ(食事中の方、すみません;)
ここから我々は異常なまでのクマの痕跡を目にすることになります
この辺のクリの木には、くまなくクマ棚が設置されていました。
クマは樹上で木の実がなっている枝を手繰り寄せたときに、折れた枝をお尻の下に敷く習性があり、枝の数が多くなると棚のようになるので、これをクマ棚というのです。
登山道沿いのほとんどの栗の木には、まだ新しいクマ棚が多数あり、さながらクマ棚街道の様相を呈しておりました。
人間の存在を確実に先方に伝える必要があるので、
ワイワイ、バンバン、ガンガン、ピーピーにも力が入ります!
黒々したクマの毛が確認できます
応急処置!
急登部分をおりきった所に昨年設置した
コース案内看板も...
あじゃぱー;
応急処置!
クマ、怒っているのかな~
登山口近くの人家の栗。
こちらには手を付けていないところを見るとクマなりに気を遣っているのでしょうか?
今回の森山定期登山では、今年の異常なまでの食糧事情の厳しさが分かりました。
アミコタケと呼ぶキノコを大量に採取しました。
クリも少々。
次回の定期登山は11月4日(土)です。
詳細についてはのちほどまたご紹介いたします。
それから、10月21日(土)クアオルト琴丘コースウォーキングを行いますので告知いたします。
午前8時20分五城目町役場駐車場集合し三種町琴丘に向かいます。(途中合流も可)
参加料はかかりません。
お申込みは18日まで事務局か、3も隊員までよろしくお願いします。(ブログコメント、Facebookコメントも可)
どうよろしくお願いします。