10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

戌年だから犬がらみの洋楽をご紹介(ただし発禁含む)

2018年01月02日 00時46分27秒 | 音楽
調べてみると、戌年にちなんで犬のジャケット、という記事を書かれているサイトはいくつかあるようです。
同じ内容ではつまらないので、ジャケに留まらず犬にちなんだ洋楽系のネタでご紹介します。


まず、上の画像は、魂のボーカルで有名なヴァン・モリソンが1974年に発表した8作目のアルバム「Veedon Fleece」です。
これは単純にジャケで選んだだけです。
離婚後に発表され、その後3年間活動休止なので、過渡期と言っていいのかもしれません。
でも、ジャケくつろぎ加減は、犬ジャケでも群を抜いてよいのでは。






これも有名ですが、ブラーを世界的に有名にした3作目「パークライフ」
90年代のブリットポップの牽引役でもありました。
ジャケは、ドッグレースの写真ですが、前述したヴァン・モリソンのジャケと比べると、犬の表情が対照的です。





これは、ジョニ・ミッチェルがゲフィンレーベルに移籍して発表した「ドッグ・イート・ドッグ」です。
それまでよりも、ポップな作風ですが、私はこの作品は大好きです。
タイトルは「共食い」ですが、ジャケは、ジョニが犬に襲われているようにも見えます。
ちなみに、このジャケも彼女が描いていますが、出来は素晴らしく、ぜひレコードジャケットで見てもらいたい作品です。






ピンクフロイドの一番ハードな音が聞ける「アニマルズ」ですが、ジャケに写っているのは、工場地帯上空の「空飛ぶブタ」で、犬はいません。
ファンならご存知のように、「犬(ドッグス)」という曲を収録しています。
このアルバムは、「1984」で有名な作家ジョージ・オーウェルの「動物農場」に影響を受けているとされていますが、人間を動物に例えて社会風刺をしていて、「犬」はエリート・サラリーマンを指しています。





ジョージ・オーウェルつながりにもなりますが、デビット・ボウイ「ダイアモンドの犬」
こちらは「1984」にインスパイアされていますが、表ジャケでは今ひとつわかりませんが、裏ジャケを見ると、タイトルの意味が理解できます。









これは、バンド名に犬を含む、スリードッグナイト「ハード・レイバー」
ジャケが過激なため、巨大なバンドエイドを張り付けた状態で発売されました。(剥がせます。)
ただし、日本ではこのジャケでは販売できないと、ジャケは差し替えられました。
ちなみに、数年前に日本で紙ジャケが発売され、一応復元して売り出されました。
なお、発禁となったジャケは以下の画像です。(悪趣味...。)






最後は、最もインパクトがあるアリス・イン・チェインズの3作目「アリス・イン・チェインズ」



当時日本では、メンバーの拒否で、差し替えジャケでの日本発売は見送られ、1年くらい手に入らない状況でした。
その後も、このジャケは輸入盤でしか手に入りません。


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