10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

選挙投票日は審判の日

2017年09月25日 21時33分35秒 | こんなことをした、こんなことを考えた
今日、解散表明がなされた。
野党のみならず、各方面から、なぜ今解散、選挙なのか、という疑問が湧いている。
特に、自然災害による被災地では、復興の最中であれば、選挙どころではない。
地方の役場の人など、復興と選挙がダブルで来たらどうなるか目に見えている。
選挙に使われる公費があったら、復興や政策にどれだけ使えるか、と考えれば、この選挙に意味があるのか考える上でわかりやすいだろう。


選挙は、前の選挙からそれまでに、各政党が選挙公約やマニフェストで何を行ったか、行わなかったか、その他のことで何をしたのかを審判することがベースではないかと考える。(特に政権政党)
政治家は、選挙期間中だけ頭を下げて、当選後は(選ばれたのだから一任で)何をしてもいい、ではない。
企業と同様、目標を掲げ、到達したかどうかの業績評価を受けるべきであり、その裁定は当然有権者にある。
目標が達成できなかったり、約束しながら手を付けなかったり、どう考えても国民のためにならないことを権力で行ったりすれば、降格かクビ、は本来当然なのだ。
国民は、怒る必要もないし、抗議をする必要もない。
君、明日から来なくていいよ!、
Noを投票で示せばいいだけだ。

これまで所行を何の反省もなく棚に上げて、選挙に勝ったらこんなことをしますと不確か極まりない公約をするだけなら、そんな政党に信頼が置けますか?


マスコミも、選挙運動のニュースを流すくらいなら、各政党が何をやったかやらなかったのかを、選挙期間中検証、発表し続ける方がいいのでは。
そうすれば、審判の日の役に立つ。




これだけでは、希望がないので、最後につい最近、朝日新聞に掲載された、音楽評論家渋谷陽一氏のコメントを載せておきます。



有権者が今、求めているのは「安倍政治が嫌だ」という話ではないんです。
新しい政治的なビジョンに投票したいマグマが渦巻いているのに、その受け皿がない状況です。
音楽の世界にたとえれば、ずっと演歌を歌い続けている自民党に対して、民進党は「もう演歌は古い」と叫びながら古いフォークを歌っている。ビートルズやサザンオールスターズが登場すれば一気に席巻できるのに、それが出てこないので、誰もが欲求不満な状態なんです。

正義感と理想主義が政治の基本エネルギーとなるべきものではないでしょうか。


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